嫌な記憶を忘れられる日がくるかもしれません。
英国ケンブリッジ大学で行われた研究によれば、新たに特定されたタンパク質(シャンク)の存在が、既存の記憶喪失薬の効果を測定する指標になるとのこと。
「記憶の喪失レベル」を客観的に判断する指標が判明したことにより、より効果の高い記憶喪失薬の開発につながると期待されます。
研究内容は2021年10月2日から5日までオンラインで開催される第34回ECNP年次会議にて発表されました。
目次 記憶喪失が起こるときシナプスでは特定のタンパク質が分解していた記憶を操作できれば不幸な人はいなくなる 記憶喪失が起こるときシナプスでは特定のタ…
参考文献
Scientists Find Protein That Indicates Whether Emotional Memories Can Be Changed or Forgotten
https://scitechdaily.com/scientists-find-protein-that-indicates-whether-emotional-memories-can-be-changed-or-forgotten/
元論文
34th ECNP Annual conference
https://www.ecnp.eu/Congress2021/ECNPcongress