電子音楽の脱植民地化はソフトウェアから始まる

ソーシャルメディアをはじめとするあらゆるアルゴリズムが中立ではないように、電子音楽の制作ツールにも無意識のバイアスが組み込まれている。デフォルトで与えられる4ビートや平均律は、アフリカやアジアやラテンアメリカの音楽の特性を生かした曲づくりを根本のところで困難にしてきたのだ。「植民地化されてきた」音楽を解放しようと、グローバルなチューニングシステムの実験を促すプログラムがリリースされた。

他界したアーティストの作品を無断でNFT化:プラットフォーム規制は進むのか

いまやデジタルアートの世界でNFTのマーケットプレイスが活況を呈していることは誰もが知っている。問題は、そうしたNFTのプラットフォームは統制や規制が充分でないことから、詐欺師たちをもひきつけていることだ。他界したアーティストになりすました偽アカウントによる作品のNFT化のケースからは、「デジタルの無法地帯」と形容されるこの新たな市場とプラットフォームの課題と向かうべき方向性が浮き彫りになる。

「クリエイターエコノミー」が約束する未来(とその現実)

広告モデルに根差したインフルエンサーの意味合いが否定的なものとなり、個々の視聴者からサブスクリプションや投げ銭(チップ)、クラウドファンディングなどを通して直接報酬を受け取るクリエイターエコノミーがそれに取って代わりつつある。そのエコシステムを支える新たなプラットフォームやツールはクリエイターに力やオーナーシップを与えると約束する。だが実際には、デジタルコンテンツの製作をギグワークに変えつつある。

ADSLサービス終了に伴うモデム返却、送料・梱包はユーザー負担

各社のADSLサービス終了が近い。主要なサービスであるNTT系の「フレッツ・ADSL」は2023年1月31日にサービス終了、ソフトバンク系のYahoo! BB ADSLなどのサービスに関しても2024年3月末にサービスが終了する(フレッツ・ADSL サービス提供終了に関するご案内、ソフトバンク ADSLサービスの提供終了について)。光回線などに移行しているユーザーも多いと思われるが、これに伴い旧ADSLユーザーに対してレンタルしていたモデム返却の連絡が相次いでいるようだ。

ソフトバンクから返却要…

Test the limits of ekphrasis

“First of all Daisy, fuck off,” you’re thinking. “Second of all, hundreds of years of literary criticism wasn’t actually criticism of Gutenberg’s press!” To which I say: who said it wasn’t?

モデムとWi-Fiルーター間のLANケーブルを増やしてもネットは速くならない。バッファロー

バッファローが公式Twitterアカウントで、モデムとWi-Fiルーターの間を繋ぐLANケーブルを1本にするよう警告したことが話題となっている(バッファロー公式ツイート、PC Watch )。そのツイート曰く、(…お客様…聞こえますか…「モデム」と「Wi-Fiルーター」の間を繋ぐ「LANケーブル」の本数は「1本」です…繰り返します「1本」です…2~3本繋げてもネットは速くなりません…)とのことで、世の中には「複数本繋げれば速くなる」というウォーズマン理論的な考えでLANケーブルを複数本繋げてしまうユ…

Squid Game’s success reopens debate over who should pay for rising internet traffic

Demand for capacity grows on back of hit Netflix shows, online games and moreThe breakout success of the Korean drama Squid Game has prompted a local broadband provider to launch legal action to force the maker, Netflix, to help pay for the huge surge …