「不気味の谷」に挑む、リアルな生首アンドロイドを開発!

めっちゃリアルな表情をする生首アンドロイドが開発!
Credit:Engineered Arts

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未来のロボットは表情豊かになりそうです。

Engineered Artsが開発した新たなロボットは、より完璧に近い人間の表情を模倣することに成功しました。

顔全体に埋め込まれた22の稼働部位を連動して動かすことで、膨大なパターンの表情が再現可能になった、とのこと。

未来の世界では、人間とロボットの区別がつかなくなっているかもしれません。

目次 めっちゃリアルな表情をするアンドロイドを開発! めっちゃリアルな表情をするアンドロイドを開発! SFの描く未来に登場する人型ロボットは大きく2…

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元論文

Uncanny Valley! Creepy robotic head is unveiled with eerily human-like facial expressions and movements
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-10304689/Creepy-robotic-head-unveiled-eerily-human-like-facial-expressions-movements.html

すべてのネコは少なからず「サイコパス」であるという研究

すべてのネコはサイコパス気質を持つ
Credit: jp.depositphotos

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家の中では大人しいネコも、一歩外に出たとたん、冷酷な殺し屋の一面を発揮します。

目についた小鳥や小動物は何でも殺してしまいますし、すぐに殺さずにいたぶることもあります。

このほど、リバプール大学(University of Liverpool・英)とリバプール・ジョン・ムーア大学(LJMU・英)が主導した新たな研究により、すべてのネコが、少なからず何らかのサイコパス的傾向を持っている可能性が示されました。

しかし、その冷酷さや無慈悲さには、ネコにより程度の差があるようです。

研究は、11月10日付けで学術誌『Journal of Research in Personality』に掲載されています。

 

目次 サイコパスにも程度の差がある サイコパスにも程度の差がある 研究チームは今回、ネコのサイコパス度を評価する診断ツールを構築するため、2042名…

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参考文献

How to tell whether your cat is a psychopath
https://www.earth.com/news/how-to-tell-whether-you-cat-is-a-psychopath/
All cats have ‘an element of psychopathy’, according to new study
https://news.yahoo.com/cats-element-psychopathy-according-study-144040792.html?guccounter=1&guce_referrer=aHR0cHM6Ly93d3cuZ29vZ2xlLmNvbS8&guce_referrer_sig=AQAAAMfdzy6JsKEJQD8sWZDQpLLLEczA7UH04q5bgQd4SKEcOc-s5sli9nTIgNoUFSVGIp2Q0VUj4yYiNh5-f7V6MRir8WRT5d4T620ox8no8OoEmbvcx1VGq-Odr51uyFeNJvX_vwRAnJI9fNt1KaOv0jymP39gPfhWLh-9YHPFdJa_

元論文

A domestic cat (Felis silvestris catus) model of triarchic psychopathy factors: Development and initial validation of the CAT-Tri+ questionnaire
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0092656621000982#!

リスカなど自傷行為の根底にある脳のメカニズムを解明!

リスカなど自傷行為の根底にある脳のメカニズムを解明!
Credit:Canva . ナゾロジー編集部

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自傷行為と脳の関係が解き明かされました。

米国のミネソタ大学で行われた研究によれば、リストカットなどの自傷行為をしている少女たちの脳を調べたところ、恐怖を感じる脳領域(偏桃体)の活動量が変化し、理性にかかわる脳領域(前頭前野内側)との接続性が低下していた、とのこと。

さらに重度の自傷行為を行っている少女たちは、ストレスを感じてもストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が鈍くなっていました。

どうやら重度の自傷行為の裏には、脳の接続不良やホルモンの分泌不足など、神経系の物理的な異常が潜んでいるようです。

研究内容の詳細は『Development and Psychopathology』で公開されています。

目次 リスカなどの自傷行為の根底にある脳のメカニズムを解明!自傷によって脳の接続が失われ「恐怖」が壊れる「逃げ」のリスカが自傷中毒を引き起こす リス…

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参考文献

New study sheds light on the neurobiological mechanisms underlying non-suicidal self-injury
https://www.psypost.org/2021/11/new-study-sheds-light-on-the-neurobiological-mechanisms-underlying-non-suicidal-self-injury-62170
The Self-Harming Brain New research looks at the neurobiology of self-harm in teens.
https://www.psychologytoday.com/us/blog/domestic-intelligence/202001/the-self-harming-brain

元論文

Multimodal assessment of sustained threat in adolescents with nonsuicidal self-injury
https://www.cambridge.org/core/journals/development-and-psychopathology/article/multimodal-assessment-of-sustained-threat-in-adolescents-with-nonsuicidal-selfinjury/698AD1E73B8E0061BA9C48156F63AA40
Incidence, clinical management, and mortality risk following self harm among children and adolescents: cohort study in primary care
https://www.bmj.com/content/359/bmj.j4351

実は間違いだった!映画『ジュラシック・パーク』の真実10選

映画『ジュラシック・パーク』の科学的な間違いトップ10
Credit: jp.depositphotos

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スピルバーグ監督の大ヒット映画『ジュラシック・パーク』(1993)。

本作がきっかけで、恐竜好きになったり、古生物学者になろうと決心した人も多いでしょう。

しかし一方で、恐竜学の歴史は非常に浅く、今も毎日のように新知見や新種の化石が発見され続けています。

そのため、30年近くも前に公開された本作には、科学的事実と異なるシーンがたくさん見受けられるのです。

そこで今回は、実は間違いだった『ジュラシック・パーク』の真実10選を紹介していきます。

※ジュラシック・シリーズは全部で5作公開されており、1作目以外の作品に触れている箇所もあります。

1.蚊から「恐竜DNA」は抜き出せない 映画内で、恐竜をどのように蘇らせたか覚えているでしょうか。 琥珀の中に保存された蚊から恐竜の血液を取り出し、…

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参考文献

Here’s Just How Wrong Jurassic Park Is About Dinosaurs
https://www.ranker.com/list/factual-inaccuracies-in-jurassic-park/beth-elias?ref=browse_list

光でマウスの記憶を消すことに成功! MIBの世界に一歩前進!

光でマウスの記憶を消すことに成功! MIBの世界に一歩前進!
Credit:Canva . ナゾロジー編集部

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光で記憶が消せるようになりました。

日本の京都大学で行われた研究によれば、脳の特定の場所に光をあてることで、マウスの特定の時期に形成された記憶を消去することに成功した、とのこと。

映画「メン・イン・ブラック」では閃光を放って記憶を消す装置「ニューラライザー」が登場しますが、現実の世界でも同じことができるようになるかもしれません。

研究内容の詳細は11月11日に『Science』に掲載されました。

目次 光でマウスの記憶を消すことに成功! SFの世界に一歩前進!マウスの脳に細い光ファイバーを刺し込む長期記憶は2日目の夜に作られる 光でマウスの記…

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参考文献

Using optogenetics, scientists pinpoint the location and timing of memory formation in mice
https://www.statnews.com/2021/11/11/using-optogenetics-scientists-pinpoint-location-timing-of-memory-formation-in-mice/

元論文

Stepwise synaptic plasticity events drive the early phase of memory consolidation
https://www.science.org/doi/10.1126/science.abj9195