邦訳が待ちきれない! 2021年に世界で刊行された『WIRED』日本版注目の本10選

大の読書家として知られ、年間130冊の英米の新刊を原書で読破したデジタルハリウッド大学教授の橋本大也が、そのなかから最も翻訳が待ち望まれる10冊を『WIRED』読者のためにセレクトする年末の人気企画。今年も(アンチ)ビッグヒストリーものからCRISPRやAIの最先端を追った群像劇、それに最高の宇宙SFから究極のVR技術を軸にした人間ドラマまで、ヴァリエーション豊かなラインナップでお届けしよう。

パンデミックに翻弄されたロジスティクスとデジタルシフト:2021年に最も読まれた10本のストーリー

「WIRED.jp」で2021年に最も読まれた10本のストーリーを紹介する。パンデミックの追い風を受けた海運業界から、ロジスティクスの大混乱で深刻さを極める半導体不足まで、この1年間の動きとともに振り返る。

高まる宇宙開発への関心と、激化する全固体電池の開発競争:SZ MEMBERSHIPで最も読まれた5記事(2021年)

『WIRED』日本版の会員サーヴィス「SZ MEMBERSHIP」では、2021年もインサイト(洞察)が詰まった選りすぐりのロングリード(長編記事)を週替わりのテーマに合わせてお届けしてきた。そのなかから、国際宇宙ステーションで発見された新種のバクテリアの正体や、全固体電池の実用化を見据えたブレイクスルーなど、21年に最も読まれた5本のストーリーを紹介する。

月面探査の脅威となるレゴリスが新たな産業を生んだ:SZ MEMBERSHIPで最も読まれた5記事(2021年12月)

『WIRED』日本版の会員サーヴィス「SZ MEMBERSHIP」では2021年12月、「SPACE」「ENVIRONMENT」「THE WORLD IN 2022(WW2022)」をテーマとした記事を掲載した。そのなかから月面を覆う粉塵レゴリスの脅威や、メタンガスだけにとどまらない畜牛による環境問題など、最も読まれた5本のストーリーを紹介する。

アジア発コンテンツの世界戦略から、ストリーミング配信における“環境負荷”の可視化まで:『WIRED』日本版が振り返る2021年(Netflix編)

「イカゲーム」を筆頭にNetflix発のオリジナルコンテンツが世界を席巻した2021年。韓国や日本発コンテンツの世界戦略から、ストリーミング配信における“環境負荷”を可視化して二酸化炭素排出量の削減を目指す取り組みまで、2021年に「WIRED.jp」で最も読まれた記事とともにNetflixの現在地を考える。

新作映画の同時配信は、誰を幸せにするのか?:『WIRED』日本版が振り返る2021年(映画編)

長期にわたる映画館の休業……から一転、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の爆発的ヒットという特異な現象が(日本では)起きた2020年。続く21年、映画シーンではどのような動きがあったのか。2021年にオンラインでよく読まれた映画関連の記事をピックアップしながら振り返る。