コモンズとしてのメタヴァースをつくるという挑戦:連載 The Next Innovators(1) スペースデータ 佐藤航陽

この世の中を変えていくために、常識を疑い、道なき道を切り拓き、誰も想像しなかった未来をつくるべく挑戦し続ける人々がいる。そのエネルギーの源泉に迫る新連載「The Next Innovators」の第1回は、地球全体のデジタルツイン化に挑むスペースデータ代表の佐藤航陽。衛星データを用いてヴァーチャル空間を自動生成し、コモンズとしてのメタヴァースをつくるという挑戦に迫った。

メタな世界から千のプラトーへ:SZ Newsletter VOL.106[AI]

フェイスブックの新しい社名「Meta(メタ)」が物語るように、いまやメタヴァースは人類(と独占を狙うテック企業)の新たなフロンティアとして目の前に拡がっている。だが現実を超越(メタ)したその世界はひとつではないし、ましてやひとつの企業のものでもない。そこではあらゆる動植物やロボットやAIが調和のもとに暮らすいくつもの台地(プラトー)が屹立するのだ。今週のSZメンバーシップのテーマである「AI」が準備する世界を描く編集長からのニュースレター。

ミラーワールドはデジタルコモンズの夢を見るか〜ケヴィン・ケリーに訊くコモンズの過去・現在・未来:特集「NEW COMMONS」

インターネットカルチャーの黎明期からその思想の根底にあった「コモンズ」の実践は、いまや目の前に拡がる巨大なネクストフロンティアである〈ミラーワールド〉へと受け継がれている。『WIRED』創刊エグゼクティヴエディターのケヴィン・ケリーが語るこれまでの歴史と、30年後の未来のコモンズ(雑誌『WIRED』日本版Vol.42より転載)。