TikTokの若きエコクリエイターとアフガニスタンの少女:SZ Newsletter VOL.99[CLIMATE CRISIS]

9.11から20年の節目となるいま、世界の富裕国とそれ以外との非対称性は、環境危機というグローバルアジェンダを両側から挟むようにして改めて鮮烈に浮かび上がっている。TikTokで活躍する若きエコクリエイターたちの動画と、アフガニスタンの少女の姿は、今後世界のどこかで重なることが果たしてあるのだろうか? 今週のSZメンバーシップのテーマ「CLIMATE CRISIS」を考える編集長からのニュースレター。

売買される「個人の位置情報」と、野放しにされるデータブローカーの脅威

個人情報を売買するデータブローカーと呼ばれる企業の活動が活発化している。規制の及ばない巨大なデータ仲介業界が、金を積んだ者に米国人のリアルタイムな位置情報まで売りさばく実情は、市民権や国家の安全、ひいては民主主義を脅かしている。

気候危機を生き延びるためのフードテック:SZ Newsletter VOL.98[FOOD]

垂直農法(ヴァーティカルファーム)や培養肉は「後期資本主義のための巨大なランチボックス」と揶揄されいまは富裕層や高級レストラン向けの一皿だけれど、先の国連IPCC報告書でも指摘される気候変動やメタンの削減目標に対応するためには有望なフードテックであることに変わりはない。ビル・ゲイツの新著『地球の未来のため僕が決断したこと』もひも解きながら今週のSZメンバーシップのテーマ「FOOD」の未来を考える編集長からのニュースレター。

ウォームアップしてくれてありがとう:SZ Newsletter VOL.97[DIVERSITY]

パラリンピックの大成功例として歴史に刻まれたロンドン・オリンピック。「Meet The Superhumans」と銘打たれた当時のCMは、これまでの固定観念や偏見を打破し、文字通り「超人」レヴェルのアスリートが人々を熱狂の渦に巻き込んだ。いま、東京パラリンピックは何を残すのか? 今週のSZメンバーシップのテーマ「DIVERSITY」の未来を考える編集長からのニュースレター。