変異株とワクチンとの“せめぎ合い”が続いた1年:『WIRED』日本版が振り返る2021年(新型コロナウイルス編)

新型コロナウイルスのワクチンが多くの人にもたらされた2021年。人類はウイルスに対抗する武器を手に入れた一方、ウイルスもまた変異を繰り返しわたしたちを苦しめた。そんなせめぎあいが続いた1年を、2021年に「WIRED.jp」で最も読まれた記事とともに振り返る。

ロシア北極圏に「光る雪」 正体は海の微生物、なぜ?

ロシア北極圏にある白海生物ステーション付近の雪の中で、青く明るい光を放つ海洋カイアシ類が発見された。(PHOTOGRAPH BY ALEXANDER SEMENOV / WHITE SEA BIOLOGICAL STATION (WSBS MSU) 2021年12月の凍るように寒い夜、生物学者のベラ・エメリアネンコ氏は白海沿岸にある調査所から散歩に出かけた。ここはロシアの北…

新型コロナウイルス感染症の「新しい治療薬」が、この闘いにおける“ゲームチェンジャー”になる

新型コロナウイルスのワクチンの3回目の接種が進められるなか、“ゲームチェンジャー”になりうる成果が次々に発表された。それは錠剤を飲むタイプの新型コロナウイルス感染症の治療薬だ。複雑な温度管理が不要で流通が容易な錠剤は簡単に投与できるだけでなく、ジェネリック医薬品メーカーを通じて低所得国にも低価格で供給されることが明らかになっている。

遺伝子操作したクラゲから、動物の「脳」の進化の謎が見えてくる

さまざまな動物の脳の仕組みを理解するために、遺伝子操作されたクラゲが役立つかもしれない──。そんな研究結果が、このほど発表された。神経インパルスを発するとニューロンが光るように遺伝子操作されたクラゲによって、人間の脳の仕組みとはまったく異なる動物の脳の仕組みについて新たな知見を得られる可能性がある。