焼きたての味を生むトースターからキッチンを楽しくするオーヴンレンジまで、「最高の味」を家庭にもたらす調理家電を生み出してきたバルミューダ。同社が次に進出先に選んだのはコーヒーの世界だった。なぜバルミューダはコーヒーメーカーをつくったのか? そして、同社が見据える「次の一歩」とは? 創業者で社長の寺尾玄へのインタヴューを、前後編の2回に分けてお送りする。
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初の「飲むコロナ治療薬」の効果は? 広まる変異株「デルタプラス」の感染力は?:新型コロナウイルスと世界のいま(10月)
世界の多くの国が新型コロナウイルスと共に生きる「ウィズコロナ」戦略へと舵を切った10月。初の「飲むコロナ治療薬」や英国で広まっている変異株に関する新たな情報も明らかになった。これらの最新情報と共に、この1カ月の新型コロナウイルスに関する動きを振り返る。
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警察はヘリコプターからも地上を“監視”していた:米国で流出した映像データが波紋
上空から警察のヘリコプターで撮影されたとみられる大量の監視映像が米国で流出し、波紋を呼んでいる。1.8テラバイト分のデータにはクルマや住宅の庭、街路に立つ人々まで、地上のあらゆるものが高精細な映像で残されており、機密性の高い映像を収集・保存するリスクを改めて浮き彫りにしている。
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2041年に人工知能はいかに世界(とディープフェイク)を変えているか〜李開復+陳楸帆が描く『AI 2041: Ten Visions for Our Future』(後篇)
物語の主人公は検知不能なディープフェイク映像の作成にリクルートされたナイジェリア人動画プロデューサー。コンピューターヴィジョン、バイオメトリクス、AIセキュリティの分野で到来間近のブレイクスルーを織り交ぜながら、ディープフェイクをつくる側と検出しようとする側、それを守ろうとする者と侵入しようとする者がいたちごっこを繰り拡げる未来を描いたストーリーを、李開復と陳楸帆の新著『AI 2041: Ten Visions for Our Future』から紹介…
関係性のなかに生まれる「コモンズ」、それを支えるルールや合意形成の未来像:WIRED CONFERENCE 2021レポート(DAY2)
「未来」という人類の共有地(コモンズ)を取り戻し、 その生成と再生のための萌芽を見出すための3DAYSカンファレンス「WIRED CONFERENCE 2021」。2日目は雑誌最新号とも連動するかたちで、「NEW COMMONS」をテーマに掲げた。 「クリエイティブ・コモンズ」からウェルビーイングという心理的資源までを「コモンズ」の射程で捉えながら、そうしたコモンズを支える信頼、ルール、合意形成の未来像を問う。
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M1チップで強化されたMacBookシリーズ。いま買うべき1台と、知っておくべき3つのこと
アップルが独自チップ「M1」シリーズの強化版を搭載した「MacBook Pro」を発売し、最新のMacBookシリーズが出揃った。まさに買いどきと言えるタイミングになったわけだが、購入するならどれを選ぶべきなのだろうか? 知っておくべき3つの注意点とともに解説する。
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デジタルの光、リアルのデジタル・コンヴァージェンス:SZ Newsletter VOL.107[CULTURE]
カームテクノロジーが『陰翳礼讃』のように空間の佇まいや気配を生みだすとすれば、CGがつくりだす“デジタルの光”はそこにどんな陰翳をもたらすだろうか? それらが結局のところ光の波長であるならば、物理的な世界とメタヴァースの間に、はたして「現実」であることの違いはあるのだろうか? 今週のSZメンバーシップのテーマ「CULTURE」に寄せて、現実のデジタル・コンヴァージェンスを考察する編集長からのニュースレター。
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2041年に人工知能はいかに世界(とディープフェイク)を変えているか〜李開復+陳楸帆が描く『AI 2041: Ten Visions for Our Future』(前篇)
いまから20年後には人工知能(AI)によるディープフェイクのディープフェイクですら生み出される──。AI研究の第一人者である李開復(リー・カイフー)と中国の人気SF作家、陳楸帆(スタンリー・チャン)による注目の新著『AI 2041: Ten Visions for Our Future』では、2041年のラゴスを舞台にAI技術に訪れるブレイクスルーの数々が織りなす未来がSFによってプロトタイプされている。
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京都の「異なる顔」がアートを通じて浮かび上がる:「ALTERNATIVE KYOTO もうひとつの京都」レポート
京都には歴史や文化、豊かな自然が広がっている。多くの神社仏閣が人々を引き寄せる市の中心とその周縁だけでなく、そのほかの地域がもつ資源の魅力をアートの力で引き出すべく始まったアートプロジェクトの集大成が、「ALTERNATIVE KYOTO もうひとつの京都」だ。アートの表現を通じて豊かな地域資源を可視化するというこのフェスティヴァルの意図を、6組の作家による表現から読み解く。
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顔認識技術の使用を中止するという、Facebookの決断の意味
写真や動画に写っている人物を自動的に特定する顔認識技術について、Facebookが使用を中止すると発表した。プライヴァシーと人権上の懸念があるとして米国では使用中止を求める声が高まってきたが、Facebookの決定はこうした動きが加速するターニングポイントになる可能性もある。
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