<『「自己肯定感低めの人」のための本』の著者で心理カウンセラーの山根洋士氏に聞く、もっと楽に生きるための「エクササイズ」> ※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です。 長引くコロナ禍で、心身の不調を自覚している方も多いでしょう。このような状況において、多くの読者から支持を集めているのが『「自己肯定感低めの人」のための本』(山根洋士、アスコム)です。 そこで今回は、心理カウンセラーとして8000人以上の悩みを解決してきた山根洋士さんに、自己肯定感の低い自分を受け入れるた…
コロナ禍でカナダの「ペット業界」が大忙し!「助け合いの精神」が今こそ大切
「各家庭に必ず1匹はペットがいるのではないか?」と思うほど、カナダ人はペットが大好きです。他国と同様に、カナダではパンデミック以降、ペットを飼ったり、動物の里親になったりする人が増えましたが、その影響で同国のペット業界は多忙を極めています。コロナ禍で収入が減った飼い主を支援する取り組みを含め、カナダの最新ペット事情をレポートします。
ワクチン耐性を持つかもしれないミュー株、全米49州で確認
<まだ感染全体に占める比率は少ないが、現在99%を占めるデルタ株も最初はそうだった> 新型コロナウイルスの変異株の一種で、ワクチンの効果が減少する可能性があるとされているミュー株が全米に広がっている。感染事例がまだないのはネブラスカ州だけだ。 1月に南米コロンビアで新たな変異株として特定されて以来、ミュー株は、アメリカを含む41の国々に拡散した。感染確認件数のうちミュー株が占める割合はまだ1%未満だが、感染力が高く、ワクチンや自然免疫の効果を減少させる可能性もあることから、保健当局はこの変異株の動向…
ネコはなまけものなのか? 何もせずに得られる餌をより好むとの研究結果
<哺乳類や鳥類の多くは、労せずに食餌を得るよりも、何らかの対価を払って得ることを好む傾向があるが、ネコは例外だった……> イヌ、クマ、ブタ、齧歯類、霊長類などの哺乳類や鳥類の多くは、労せずに食餌を得るよりも、何らかの対価を払って得ることを好む傾向があり、これを「コントラフリーローディング(逆たかり行動)」という。 性別、年齢、差異はみられず、活動的なネコでさえ… 一方、ネコにはコントラフリーローディングがみられない。1971年に発表された研究論文では、実験室で、飼い猫6匹に、タスクをこな…
ジェフ・ベゾス対イーロン・マスク 宇宙開発をめぐる大富豪の戦いは、ベゾスの負け?
<世界長者番付で首位を争うアマゾン創業者ジェフ・ベゾスと、スペースXを率いるイーロン・マスクの戦いは、宇宙開発競争でも激しさを増している。『TechnoKING イーロン・マスク 奇跡を呼び込む光速経営』の著者、竹内一正氏が、宇宙開発をめぐる2人の戦いを分析する> 月着陸船の契約をめぐり対立する大富豪 ベゾスの宇宙開発企業「ブルーオリジン」は、スペースXがNASAから独占受注した月着陸船の契約について、企業選定のプロセスに問題があったと米会計検査院に訴えた。だが、それが退けられると、今年8月に連邦裁…
英・音楽フェスで4700人が感染、デルタ株亜種「フェスティバル株」が発生?
<イングランド南西部で行われた音楽フェスティバルが、世界屈指の「スーパースプレッダー・イベント」となっていたことが明らかになった。このイベントからデルタ株の亜種も見つかっている> 5万人以上参加のイベント後、若年層でコロナ拡大 英国では、2020年の音楽フェスティバルは新型コロナウイルスでほとんどがキャンセルになったが、今年は8月に大規模なものがいくつか開催された。なかでも、イングランド南西部で行われたものが、世界屈指の「スーパースプレッダー・イベント」となっていたことが明らかになった。このイベント…
東南アジアで新型コロナ感染がピークアウトの兆し
<厳格な行動規制が奏功しつつある東南アジア。国によるバラつきも含めて現状を解説する> *この記事は、ニッセイ基礎研究所レポート(2021年8月26日付)からの転載です。 1――新型コロナ感染がピークアウトの兆し 新規感染者数の推移新型コロナウイルス感染症は昨年、欧米諸国で猛威を奮ったのに対し、東南アジアでは比較的感染拡大が抑え込まれていた。しかし、今年に入ると、東南アジアでも新型コロナウイルスの感染状況が悪化し始め、6月中旬から感染ペースが加速した。ASEAN加盟全10カ国の1日あたりの新規感染者数…
タリバン勝利の裏に習近平のシナリオーー分岐点は2016年
タリバン勝利の舞台裏には習近平が描いたシナリオがある。きっかけは2016年における米軍によるタリバンのマンスール師暗殺だ。トランプ前大統領に米軍撤退を決意させるまでの、習近平の周到な戦略を考察する。 2016年、マンスール師殺害で中国に助力を求めたタリバン 2016年5月21日、まだオバマ政権下にあったアメリカ軍は、アフガニスタンとパキスタンの国境地帯で、当時のタリバンの最高指導者だったマンスール師をドローン(無人機)攻撃によって殺害した。これによりタリバンを和平交渉のテーブルに着かせるという考えを…
レイプでも近親相姦でも中絶できず、密告さえ奨励する新法に反発広がる
<ワクチン接種やマスク着用の義務化には反対なのに、女性には本人の意思に関わらず出産を矯正する保守派の矛盾を突く衝撃の動画も> 妊娠6週目以降の人工妊娠中絶を禁じるテキサス州の州法があまりにひどいと、全米に反発が広がっている。政治家や企業、有名人がこぞって反対の声を上げ、この法律を激しく非難する動画は視聴回数が180万回以上に達した。 9月1日に施行されたこの中絶禁止法は、事実上、中絶を不可能にするだけではない。妊娠6週目以降に中絶をした本人だけでなく、中絶を行った医療関係者や中絶を手助けした人も告発するよう、一般市民に奨励する仕組みになっている。権利擁護団体などがこの法律の差し止めを求めて訴えていたが、最高裁判所は9月1日の夜、差し止め請求を退けた。ジョー・バイデン大統領は最高裁の判断を批判する声明を出した。 非難に次ぐ非難のなかでも注目を集めたのが、作家で活動家のドン・ウインズロウが作った動画だ。ウインズロウはこの動画で、中絶禁止法の苛烈さを訴えると同時に、自分の身体に関わる選択権を主張して新型コロナワクチンの接種はこばみながら、女性の選択権を否定する保守派の矛盾を突いている。 3日の夕方、ウインズロウはツイッターにこの動画を投稿し、「共和党員は女性の体を『宿主』と呼んでいる」とツイートした。「テキサスの共和党州議員は、女性とその家族、中絶を行う医師らをつけまわし、通報するウェブサイトを開設した。彼らは女性に戦いを仕掛けている」 **NEW** VIDEO #TexasWarOnWomen Republicans are calling women’s bodies “Host bodies” Texas Republicans set up a website to stalk and report women, their families and the doctors who help them.They are waging a war against women.PLEASE RETWEET & QUOTE TWEET this video! pic.twitter.com/FMzVmOKADo— Don Winslow (@donwinslow) September 3, 2021 強烈なメッセージ 4日の東部標準時午後6時の時点で、この2分足らずの動画の視聴回数は、少なくとも180万回に達し、ウインズロウのツイートだけでも3万件近くリツイートされた。 「もしテキサス州で暴行され、強姦されたら、私は強姦犯人の赤ん坊を出産しなければなりません」というナレーションから、動画は始まる。「テキサス州で父や兄、叔父にレイプされて妊娠した場合、私は私を虐待する身内の赤ん坊を出産しなければなりません。この新しい法律はあまりにもむごいものです。私は中絶したことで訴えられる可能性があり、中絶を行った医者、支えた家族、助言した友人、あるいは私を診療所に乗せていったウーバーの運転手も訴えられる可能性があります」 「こんなことは狂っています」と、ナレーターは語る。「新型コロナワクチンに関しては、自分の体のことは自分で選択すると接種を拒み、抗議している人々が、私には自分の体のことを自分で決めることはできないと言っているのです」 この動画はさらに、テキサス州が学校でのマスク着用義務化を禁止していることも指摘している。学校でマスクをするかしないかは自由なのに、妊娠した場合は、強姦や近親相姦を含むどんな状況であっても、母体に危険がある場合を除いて出産を強制されることになる、と説明する。 ===== ウインズロウは1991年以来、主に犯罪小説の作者として活躍。「野蛮な奴ら」シリーズ、探偵ニール・ケアリーシリーズ、「犬の力」三部作などで知られている。近年は政治的な発言も多く、特にドナルド・トランプ大統領を批判している。ドン・ウインズロウ・フィルムズという映画会社を立ち上げており、昨年10月に反トランプ短編映画を制作。左派で有名なミュージシャン、ブルース・スプリングスティーンとコラボレーションした。 共和党が優勢な他の州の政府も、テキサス州の法律と同様の中絶禁止法案を起草し、可決する動きが広がっている。 テキサス州のグレッグ・アボット知事(共和党)は2日にCNBCのビジネスニュース番組に出演し、別名「ハートビート(心臓音)法」(胎児の心臓音を検知できる時期以降の中絶を禁じるため)ともいわれるこの中絶禁止法を擁護。中絶に対する州の姿勢は企業を遠ざけるどころか、むしろ引き付けるだろうと語った。 「テキサス州への企業や人の流入が鈍ることはない」と、アボットは番組で語った。「実際、この法律のおかげで、テキサス州への企業投資は加速している」 だがリフトやウーバーなど多くの企業は、この中絶禁止法を激しく非難している。ウェブホスティングサービスのゴーダディは、この法律に基づいて、反中絶団体が運営する通報を奨励する告発ウェブサイトとのプロバイダ契約の打ち切りを発表、24時間以内に他のプロバイダに乗り換えるように通告した。 ===== 【動画】中絶禁止法に抗議のメッセージ **NEW** VIDEO #TexasWarOnWomen Republicans are calling women’s bodies “Host bodies” Texas Republicans set up a website to stalk and report women, their families and the doctors who help them.They are waging a war against women.PLEASE RETWEET & QUOTE TWEET this video! pic.twitter.com/FMzVmOKADo— Don Winslow (@donwinslow) September 3, 2021
ハッブル宇宙望遠鏡が約1400光年離れたハービック・ハロー天体を観測
<ハッブル宇宙望遠鏡の「広視野カメラ3(WFC3)」の観測データをもとに、オリオン座方向で輝くハービック・ハロー天体の画像が公開された> 欧州宇宙機関(ESA)は、2021年8月30日、ハッブル宇宙望遠鏡の「広視野カメラ3(WFC3)」の観測データをもとに、地球から約1400光年離れたオリオン座方向で青い剣のように輝く画像を公開した。 特殊な条件下で形成される珍しい天体現象 この「青い剣」の正体は、生まれたばかりの恒星「IRAS 05491+0247」の両極から宇宙へと噴出する電離気体のジェットから…