日課である浜辺の散歩。 普段から貝殻が打ちあがっていることが多い砂浜だが、昨日は風がとても強かったせいか、あまり見たことがないほど大きな巻き貝がいくつか転がっていた。 … 貝は言うまでもなく生き物だが、肉体(?)が潜んでいる硬い殻のせいか、俺の中で妙な位置付けにある。生命と物体の中間という印象がある…
『火星の人』の著者最新作にして、宇宙SF&宇宙生物学SFの傑作長篇──『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 – 基本読書
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 作者:アンディ ウィアー早川書房Amazonこの『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、火星に一人取り残されてしまった男の決死のサバイブを描くハード・宇宙開発SF『火星の人』でデビュー&大ヒットした、(リドリー・スコットの映画も傑作だった)アンディ・ウィアーの最新作。本国で…
史上最多、1306本脚の新種のヤスデを発見
この新種のヤスデは体幅約1mm、体長約10cmと糸のように細長く、多数の脚を操って地中を移動する。(PHOTOGRAPH COURTESY OF MAREK ET AL. 2021) オーストラリアで史上最多、1306本の脚をもつ新種のヤスデが発見され、12月16日付けの学術誌『Scientific Reports』に発表された。 研究チームはこのヤスデを、ギリシャ神話…
転覆病にかかった金魚を見た息子さんが家中をひっくり返して行った対処が功を奏し無事治った→あながち間違いな方法ではないらしい
mase @mase55949898 金魚が転覆病を患ってそれを見た息子が、テンパりながら家中ひっくり返してした対処がこちらです なにが凄いってこれで治った pic.twitter.com/x29JdTKqqg 2021-12-16 07:49:54 リンク 熱帯魚 観賞魚 アクアリウム用品 ジェックス株式会社 金魚がひっくり返る!転覆病の治療方法、予防方法について |…
うんちの頻度は「遺伝子によって決まっている」可能性がある 豪州研究
うんちの頻度は遺伝子が決めているようです。
オーストラリアのモナッシュ大学で行われた研究によれば、うんちの頻度は14の異なる遺伝子の領域によってコントロールされている、とのこと。
どうやら私たちの遺伝子は「うんち」の生成だけでなく「うんち」の頻度も規定しているようです。
研究内容の詳細は12月8日に『Cell Genomics』に掲載されました。
目次 「うんち」の頻度は遺伝子によって決まっている可能性があると判明! 「うんち」の頻度は遺伝子によって決まっている可能性があると判明! あまり意識…
参考文献
How often you may poop may be (partly) written in your genes
https://www.livescience.com/genetics-of-bowel-movement-frequency-poop-and-ibs
元論文
GWAS of stool frequency provides insights into gastrointestinal motility and irritable bowel syndrome
https://www.cell.com/cell-genomics/fulltext/S2666-979X(21)00085-9#%20
二ホンリス「毒キノコ食べてみた」→毎日ベニテングタケなどを食べ続けた結果、「つよすぎ」「かわいい」と話題に
末次 健司 @tugutuguk ニホンリスが、ベニテングタケなどの毒キノコをよく食べていることを、@kyoju53さんの美しい写真とともに報告した短い論文を発表しました。興味深いことに、同じリスが数日間に渡りテングタケ属の子実体を食べ続けており、「毒キノコ」を安全に摂取できるようです。doi.org/10.1002/fee.24… pic.tw…
魚にはどれだけの知性があるのか?──『魚にも自分がわかる──動物認知研究の最先端』 – 基本読書
魚にも自分がわかる ──動物認知研究の最先端 (ちくま新書) 作者:幸田正典筑摩書房Amazonこの『魚にも自分がわかる』は、「魚の自己認識」、はてはその先の問いかけとして魚の知性について書かれた一冊である。魚は脳も小さいし、餌に飛びつくような本能的な動きが目立つので、知的な印象を持っている人は多くないだろう…
餌やり・水替え不要。机に置ける小さな地球「エコスフィア」とは
室内で植物を育てたいとがんばっているのですが、どうやら私にはその才能がないようです。エコスフィアは、園芸が得意ではないけれど室内に植物を置きたい人向けの素晴らしいアイデアです。 理科の実験をした日々は遠い昔かもしれませんが、TikTokの#ecosphereタグを見ればわかるように、エコスフィアという自立した小さ…
ネオニコチノイド系殺虫剤を使い始めた1993年に起きたこと
島根県宍道湖におけるウナギとワカサギの激減と殺虫剤ネオニコチノイドの関連をひもとく論文が、学術誌「Science」に発表されたのは2019年のこと。この研究を主導したのが、宍道湖の研究をライフワークとする東京大学教授の山室真澄氏だ。その核心はナショジオのニュースでも紹介したが、科学ミステリーのような山室氏の…
セイヨウミツバチ 実は「アジア出身」だったと明らかに
ミツバチの一種であるセイヨウミツバチ(学名: Apis mellifera)は、今日、ヨーロッパからアフリカ、中近東まで世界に広く分布しています。
一方、その起源の解明は、何十年にもわたって専門家の悩みの種となっています。
しかしこのほど、ヨーク大学(York University・カナダ)の研究により、セイヨウミツバチは、アジアで生まれた可能性が高いことが判明しました。
名前に”セイヨウ(西洋)”とあるからといって、生まれはヨーロッパのどこかではないようです。
研究は、12月3日付けで学術誌『Science Advances』に掲載されています。
目次 セイヨウミツバチが養蜂家に人気な理由とは セイヨウミツバチが養蜂家に人気な理由とは セイヨウミツバチは、養蜂家にとても人気があり、農作物の受粉…
参考文献
Mysterious origins of western honey bees revealed
https://www.earth.com/news/mysterious-origins-of-western-honey-bees-revealed/
Where did western honey bees come from? New research finds the sweet spot
https://phys.org/news/2021-12-western-honey-bees-sweet.html
元論文
Thrice out of Asia and the adaptive radiation of the western honey bee
https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.abj2151