虫たちはどこへ消えたのか?:生物多様性の父E. O. ウィルソンとハーフアース(地球の半分)

「生物多様性の父」と呼ばれる生物学者E. O. ウィルソンは遺作となった著書『Half-Earth』において、世界の昆虫(ひいては他のすべて)を守るためには地球の50%を「不可侵の保護区」として確保するしかないと主張した。昆虫種の99.9%については「いまだ何もわかっていない」一方で、それがいまや地球環境にとって危険なほどに減少していることはさまざな調査で判明している。『6度目の大絶滅』の著者エリザベス・コルバートのレポート。

遺伝子操作したブタの心臓 人に移植成功 世界初 アメリカ | NHKニュース

遺伝子を操作して、拒絶反応が起こりにくくしたブタの心臓を、人間に移植することに世界で初めて成功したと、アメリカのメリーランド大学は10日、発表しました。 動物の遺伝子を操作して、人間に移植できる臓器を作り出す研究は、各国で進められていて、将来的に移植用の臓器の確保につながる技術として期待されています…

地球温暖化で、人類がこれまで逃れてきた真菌感染症を恐れるときがきた

人類は長い間、温かい血液のおかげで真菌の感染から守られてきた。しかし、気候変動がそれを台無しにするかもしれない。近年、カエルツボカビ症が世界中の両生類に壊滅的な打撃を与えているように、地球温暖化が進めば、真菌感染に耐性をもっていた温血種の生物にも感染が拡がる可能性がある。すでに世界では、毎年3億人以上が深刻な真菌感染症にかかっている。人類は、真菌類という地上で最大の王国についていまこそ学ばなければならない。

人工培養された脳細胞によるゲームプレイの仕組み 〜自由エネルギー原理について〜|masa_kazama|note

イントロ「実験室内で培養した人の「ミニ脳」にゲームをプレイさせることに成功、AIよりも速いわずか5分で習得」というニュースが話題になっています。 脳細胞をトレーの中で人工培養させて、その細胞に卓球ゲームの「Pong」をプレイさせたところ、たった5分で学習し、ラリーが続くようになったと報告されています。ま…

遺伝子操作したクラゲから、動物の「脳」の進化の謎が見えてくる

さまざまな動物の脳の仕組みを理解するために、遺伝子操作されたクラゲが役立つかもしれない──。そんな研究結果が、このほど発表された。神経インパルスを発するとニューロンが光るように遺伝子操作されたクラゲによって、人間の脳の仕組みとはまったく異なる動物の脳の仕組みについて新たな知見を得られる可能性がある。

英海岸で発見のヤスデの化石、「史上最大の虫」と判明 全長2.6m

(CNN) 英イングランド北部の海岸で見つかった「アースロプレウラ」と呼ばれる巨大なヤスデの化石について、「史上最大の虫」であることが判明した。古生物学者の研究チームが明らかにした。 化石の発見は2018年1月。ノーサンバーランド州ホウィック湾の砂浜に崖から砂岩が落下し、割れた岩の中から化石が顔を…