止まらないデルタ株とワクチン接種の義務化、偽の接種証明書の登場:新型コロナウイルスと世界のいま(8月)

ワクチンを接種後に新型コロナウイルスに感染する「ブレイクスルー感染」が増えた8月。感染拡大を少しでも抑えるため、世界ではワクチンの3回目接種やワクチン接種の義務化を強行する動きも見られている。この1カ月の新型コロナウイルスに関する動きを、これらの最新情報と共に振り返る。

デルタ株により増加するワクチン接種完了者の「ブレイクスルー感染」:2021年8月に最も読まれた10本のストーリー

この8月に公開された記事を中心に、「WIRED.jp」で最も読まれた10本のストーリーを紹介する。新型コロナウイルスの「デルタ株」の蔓延によるブレイクスルー感染をはじめ、米軍の撤退をきっかけにタリバンが全土を制圧したアフガニスタン情勢まで、この1カ月の動きとともに振り返る。

パンデミックによる人々の移住は、「小都市再生」のチャンスとなるか

新型コロナウイルスのパンデミックをきっかけに、米国では大都市から郊外へと移住する人が増えている。こうしたなか、ベッドタウンと呼ばれる郊外の街や小都市は都市開発の立案に苦戦している。先が見えないなか、新しい住民のために何を準備すればいいのだろうか。

猛威を振るう「デルタ株」は、子どもたちにパンデミックを引き起こすのか? 知っておくべき3つのこと

新型コロナウイルスのなかでも感染力が強いとされる「デルタ株」が猛威を振るうなか、米国では子どもの感染者が急増している。これまで感染拡大の影響をあまり受けずにきた子どもたちは、ワクチンの接種対象ではないことでデルタ株の格好の標的になる可能性もある。子どもたちは、いまどのようなリスクに直面しているのか──。知っておくべき3つのことを紹介する。