フランク・ハーバートの小説『デューン』と、伝説のフェス「バーニングマン」の知られざる関係

映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の原作となったフランク・ハーバートの小説「デューン」。その映像化が不可能とも言われた世界観に影響を受けて誕生した伝説のイヴェントが、ネヴァダ州のブラックロック砂漠で毎年開催される「バーニングマン」だった。その知られざる歴史と、ハーバートが見た砂漠との共通項をひも解く。

ゲーム「Kena: Bridge of Spirits」で主人公を演じた声優、その日本とバリ島との深い結びつき

日本とバリ島の文化の影響が随所に見られるアクションアドヴェンチャーゲーム「Kena: Bridge of Spirits」。主人公ケーナを演じたアユ・ララサンティはバリ島や日本にルーツをもつ大学生で、この作品が声優としての初仕事だった。なぜ彼女は“主役”に抜擢されたのか、いかに彼女のルーツが演技に影響を及ぼしたのか。ララサンティが語った。

原作で描かれた夢の発明「スティルスーツ」は、どこまで再現できたのか? 映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の制作陣が語る舞台裏

映像化が不可能とされた原作をドゥニ・ヴィルヌーヴがかたちにした映画『DUNE/デューン 砂の惑星』。原作者のフランク・ハーバートが“発明”した「スティルスーツ」は、人体の活動すべてをエネルギー源として再利用できる設定だが、どこまで映画では“再現”できたのだろうか? 制作陣に訊いた。

マット・デイモンとベン・アフレック、24年ぶりの共同脚本に取り組んだ理由を語る:『最後の決闘裁判』公開記念インタヴュー

リドリー・スコットが監督し、アダム・ドライヴァーらが出演する史実に基づいた物語『最後の決闘裁判』の公開がスタートした。同作品で話題を呼んでいるのが、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来24年ぶりにマット・デイモンとベン・アフレックが共同で脚本を執筆したという事実だ。彼らを突き動かしたモチヴェイションは何だったのか。映画ジャーナリスト立田敦子が斬り込んだ。

民衆のブラック・ツイッター史 第2部:Rising Up (2012–16年)

黒人少年の痛ましい死を伝えたTwitterは、主流のニュースメディアが何十年も無視し続けてきた黒人のリアルを白日のもとにさらし、もはや不可逆のムーヴメントを生み出していった。いまも続くハッシュタグ・アクティヴィズムの源流は、街頭へと出ていったこのブラック・ツイッターから始まったのだ。現代における最大の社会正義運動である「#BlackLivesMatter」や「#OscarsSoWhite」の誕生、それに人種の垣根を超えた「#MeToo」ムーヴメントを…

不可能への挑戦という宿命:ドゥニ・ヴィルヌーヴ、『DUNE/デューン 砂の惑星』を語る

映像化が不可能とされてきたフランク・ハーバートの小説を原作とする映画『DUNE/デューン 砂の惑星』が日本で公開された。監督のドゥニ・ヴィルヌーヴにとって「最大の夢のひとつ」だったという大作の映画化を、いかに彼はなし遂げたのか──。その情熱と“不可能”を可能にした道のりについて、ヴィルヌーヴが語った。

“群衆の英知”によるファクトチェックはアルゴリズム依存のソーシャルメディアを救うか?

みんなのものであるはずの未来が偽情報によって次々と書き換えられていく時代に、「群衆によるファクトチェック」は解決策となり得るだろうか? 新たに発表された研究結果によると、素人の集団はたとえ少人数であっても、専門のファクトチェッカーと同等またはそれ以上の成果を上げるのだという。アルゴリズムに依存し偽情報を拡散してきたソーシャルメディアへの解決策として注目される、“群衆の英知”によるファクトチェックの可能性を探る。