マーベルの新作『エターナルズ』は、映画業界の“救世主”になれるのか

コロナ禍において、新作映画は劇場公開とオンライン配信を組み合わせたハイブリッドでの封切りが増えている。こうしたなかマーベルの新作映画『エターナルズ』が米国で劇場公開のみとなる見通しだ。映画鑑賞のスタイルが変わりつつあるなか、『エターナルズ』は人々を映画館へと引き戻せるのか。

猛威を振るう「デルタ株」は、子どもたちにパンデミックを引き起こすのか? 知っておくべき3つのこと

新型コロナウイルスのなかでも感染力が強いとされる「デルタ株」が猛威を振るうなか、米国では子どもの感染者が急増している。これまで感染拡大の影響をあまり受けずにきた子どもたちは、ワクチンの接種対象ではないことでデルタ株の格好の標的になる可能性もある。子どもたちは、いまどのようなリスクに直面しているのか──。知っておくべき3つのことを紹介する。

“声のソーシャル”の次にくる「オーディオメタバース」の全容 ゲスト:井口尊仁(起業家、DOKI DOKI, INC.CEO)[音声配信]

「Clubhouse」のブームによって、日本でも出会いと交流を加速させるツールとして急速に浸透した音声SNSアプリ。それをいつでも誰でも交流可能な音声AR空間である「オーディオメタバース」と銘打って新たな次元へと進めようとする人物がいる。音声SNS「Dabel」を展開してきた起業家の井口尊仁だ。メタヴァースという新たな領域においてどんな体験をもたらしてくれるのか──。その全容を井口に訊いた。

【採用情報】『WIRED』日本版が未来を実装する「Editor」職を募集!

未来を実現するテックカルチャー・メディア『WIRED』日本版は、このたび複数の「Editor」職を募集する。今後グローバル規模でさらにメディアとしての領域を拡張していくにあたり、エディトリアルの視点からコンテンツや体験、事業を編み上げるタレントを求めている。ぜひグローバルブランドの一員として、一緒に「実装するメディア」に加わってほしい。

防災グッズをアップデートせよ! 災害時にもっておくべき6つのギア

9月1日は防災の日。そして2021年は東日本大震災から10年という節目の年でもあり、“災害列島”に暮らすわたしたちにとって防災意識を見直すいい機会になる。クローゼットにしまった避難用具のメンテナンスは十分だろうか? より万全の対策を期すべく、災害対策をアップデートするギアを紹介しよう。

石油会社との関係に終止符? 米国の広告代理店が迫られる「苦渋の決断」

米国で石油会社やガス会社を相手取った訴訟が相次いでいる。化石燃料の使用が気候変動に与えた影響について国民を欺いたという理由だが、その影響が化石燃料企業をクライアントにもつ広告代理店へも広がり始めた。訴訟の当事者になるリスクも生じるなか、クリエイティヴ業界を中心に化石燃料企業との関係を断つ動きがあるのだ。

世界の胃袋を満たすことになる培養肉、その原点となる牛の細胞株を求めて

世界の人々の胃袋を満たし、地球を救うためには、科学者たちがある細胞を見つける必要がある。いまや培養肉の研究者たちは、未来のハンバーガーの設計図となる牛の完璧な細胞株を見つけようと躍起になっているのだ。これまで生物医学の多くの発展に貢献してきた細胞株は、培養肉にとっても“秘伝のソース”となるはずだ。細胞株をめぐる培養肉業界の秘密主義と科学者たちの攻防を追う。

土星の衛星タイタンの探査に向け、そっくりの大気を“再現”した実験から見えてきたこと

太陽系において生命が発見される可能性の高い場所として期待されている、土星の衛星タイタン。探査機が2027年に打ち上げられる前にタイタンの環境について詳しく知りたいと考えた研究者が、その環境を小さなガラス管の中に再現した。タイタンと同じ温度と圧力の条件で有機化学物質を混ぜ合わせたことで、いったい何が見えてきたのか。

ダイソンのスティック型掃除機「Omni-glide」は、軽々と動くヘッドが驚くほど使いやすい:製品レヴュー

ダイソンがヘッドを全方向に動かせるスティック型掃除機「Dyson Omni-glide」を発売した。前後左右あらゆる方向へ軽々と動くヘッドはフローリングの掃除を楽しいものにすら感じさせてくれる。一方で、利用シーンが限定される点や高めの価格は気になった──。『WIRED』US版によるレヴュー。

自然に有益だったはずの山火事は、こうして「地球の脅威」へと変化した

米西海岸を中心に広がる山火事の勢いが止まらない。気候変動の影響で世界各地で森林火災が頻繁に発生するようになり、いまや地球環境を脅かす危機のひとつになっている。本来は健全な森林に欠かせない自然現象だったはずの森林火災は、なぜここまで猛威を振るうようになったのか。その変遷とメカニズムをひも解く。