日立製作所、雇用形態をジョブ型に切り替える方針。今夏から

日経新聞によると日立製作所が2022年7月頃から、欧米で一般的な「ジョブ型雇用」を本体の全社員に広げる方針であるという。ジョブ型雇用では、職務ごとに必要なスキルを職務記述書に明記して仕事の範囲を明確にする。賃金は基本的には職務に応じて決まるため、需要が大きく高度な職務ほど給与に差が出る。記事によれば、日立製作所がこうした方針を明らかにしたのは、必要な人材を社外から獲得するためであるそうだ(日経新聞)。

NOBAX 曰く、日立製作所は2020年からジョブ型人財マネジメントを推進してきましたが

コロナ禍で世界経済を回復させるには、地域間格差が深刻な課題になる:「THE WORLD IN 2022」 GLOBAL ECONOMY

このコロナ禍から世界が前へと進むためには、力強い経済成長が欠かせない。ところが、すでに経済成長を促す施策が限界に達しつつあるうえに、先進国と途上国との間にワクチン接種率の大きな格差が存在する。こうした状態が続く限りは、ボーダレスである世界経済が再び成長軌道に乗ることは困難になる可能性が高い。

環境に優しいEVバッテリーのために、クローズドループのリサイクルに挑む

2020年代が終わるころには全世界で数百万のEV用バッテリーが役目を終えると考えられている。投資家たちはそうした大量のバッテリーを破砕して再利用すると謳うスタートアップに数十億ドルを投じているが、そもそもバッテリーパック自体を、多くのエネルギーを少ないスペースに詰め込むように設計するのではなく、リサイクルを前提にデザインすべきだと考える企業も現れている。

葛飾区がJR貨物線(新金貨物線)の旅客化事業検討本格化

葛飾区を南北に走るJR貨物線を旅客路線化する計画があるという。東京都葛飾区が進めるもので、2030年頃に一部区間の開業を目指すとしている。対象となるのは、JR総武線・新小岩駅付近と常磐線・金町駅を通る単線の「新金貨物線」(約7キロ)。大正期に東京と千葉をつなぐ輸送網として整備されたものの、現在は運行本数は減っているという(読売新聞)。

路線の周辺には「男はつらいよ」の舞台となった柴又帝釈天があることや、脱炭素化の流れの中で公共交通機関の重要性は高まっていることなどから、観光振興や街づくりの一環と…

BALMUDA Phoneが一時販売停止に。技適に確認すべき事項

一部店舗では2万円を切る価格で投げ売りされたりしてるらしい(スマサポチャンネル[動画])など、いろいろな意味で話題となっていた「BALMUDA Phone」だが、バルミューダが販売するモデル「X01A」および、ソフトバンクが販売する「A101BM」のいずれも販売を一時見合わせる事態になっているという。販売の見合わせは1月7日から行われているという。ITmediaの記事によれば、製造元である京セラから「『技術基準適合証明』の認証に関して確認すべき事項が生じた」との連絡があったためだとしている(ITme…

セラノス創業者のエリザベス・ホームズが有罪になれど、シリコンヴァレーの「システムそのもの」は変わらない

あらゆる病気を血液1滴で発見できると謳い、のちに虚偽だったことが明らかになったセラノス創業者のエリザベス・ホームズ。詐欺などの罪で起訴されていた裁判で有罪の評決が下されたが、彼女の“罪”を生み出すことになったシリコンヴァレーのシステムそのものは、残念ながら裁判にかけられなかった──。『WIRED』US版エディター・アット・ラージ(編集主幹)のスティーヴン・レヴィによる考察。