家庭のテレビでIMAX映画の迫力、Disney+が導入した新規格「IMAX Enhanced」の中身

映画館で迫力の映像体験を楽しめる「IMAX」規格の“テレビ版”となる「IMAX Enhanced」を、ディズニーの映像配信サーヴィス「Disney+」が導入した。これにより家庭での映像体験はどう変わるのか。そして既存のテレビを買い換えなくても楽しめるのか──。こうした基本的な疑問に答えていこう。

ゲームの中を歩く愉しみ:ウォーキングシミュレーターの意外な精神的効果

かつて哲学者の聖アウグスティヌスは「歩くことによって解決できる」という言葉を残している。パンデミックによるロックダウンのさなか、ふさぎがちな心理状態を安定させるためにも、歩くことは(たとえヴァーチャルであれ)有効だった。広大な風景の中を歩き回るウォーキングシミュレーター・ゲームは、いまわたしたちに必要な好奇心、喜び、逃避のすべてが揃った理想的な空間をもたらしてくれるのだ。

コロナ禍のリモートワークが浮き彫りにした「孤独への脆弱性」:2021年10月に最も読まれた10本のストーリー

この10月に公開された記事を中心に、「WIRED.jp」で最も読まれた10本のストーリーを紹介する。MacBook Proの全面刷新が示すアップルの方針転換をはじめ、ポストコロナ社会における働き方まで、この1カ月の動きとともに振り返る。

人気サッカーゲーム「FIFA」が消える? EAと国際サッカー連盟の“バトル”の行方

人気サッカーゲーム「FIFA」シリーズが存亡の危機にある。開発元のゲーム会社であるエレクトロニック・アーツ(EA)と、国際サッカー連盟(FIFA)が巨額のライセンス料を巡って争っているからだ。FIFA側は10億ドル(約1,140億円)超と旧作の2倍以上を要求していることから、交渉決裂によって新ブランドでゲームが登場する可能性も浮上している。

メタヴァースの先導者を自負するロブロックスが、ゲームとエンターテインメントの先に構築する共体験

ゲーム開発会社のロブロックスは自らを「インターネットの未来と没入型仮想世界の台頭」を象徴する存在だと称する。メディアとゲーム、エンターテインメント、そしてマーケットが融合し1日あたり4,000万人を超えるアクティヴユーザーを抱える同社のメタヴァース空間は、はたして今後本当に職場や教室、パブやテニスクラブに取って代わるのだろうか?

電子音楽制作で真の多様性を実現するために必要なもの:SZ MEMBERSHIPで最も読まれた5記事(2021年10月)

『WIRED』日本版の会員サーヴィス「SZ MEMBERSHIP」では2021年10月、「CITY」「FUTURE: re-generative」「CREATOR ECONOMY」「AI」をテーマとした記事を掲載した。そのなかから電子音楽制作における脱植民地化の活動記録や、フェイスブック元社員の内部告発文書から浮き彫りになった現場の苦悩など、最も読まれた5本のストーリーを紹介する。

Something Awful Founder Richard ‘Lowtax’ Kyanka Dies At 45

Update 11/11/2021 16:32 p.m. ET: A GoFundMe is collecting money to put toward the wellbeing of the three daughters Kyanka left behind. Here is the corresponding thread on Something Awful. Original story continues below.Read more…

「未来世代から何かを奪えると思う傲慢さ」:僧侶・松本紹圭に訊く「わたしたちは『グッド・アンセスター』になれるか」

わたしたちは100年前を生きた人々にとっての未来世代であり、過去からの恩恵を受け取って「いまを生き切る」ことから、100年後の未来世代を考えることを始めるべきだ──。このほどローマン・クルツナリックの新著『グッド・アンセスター』を翻訳した僧侶・松本紹圭はこう語る。未来世代と共に長期的思考のもとでコモンズを築くことは、いかにして可能なのか? 「よき祖先」とは何かを起点に松本に訊いた。

SIGGRAPH ASIA 2021 TOKYOが更新するコンピューターグラフィクスの“リアル” ゲスト:塩田 周三(シーグラフアジア2021カンファレンスチェア/ポリゴン・ピクチュアズ代表取締役/CEO)[音声配信]

アートやアニメーション、ゲームといった分野にとどまらず、いまや日常とミラーワールドやメタヴァースが地続きとなった時代において、CGやインタラクティヴ技術で世界を牽引するエンジニアやクリエイター、科学者やアーティストたちは「SIGGRAPH ASIA 2021 TOKYO」でいかなる“リアル”を描いてみせるのか。カンファレンスチェアを務めるポリゴン・ピクチュアズの塩田周三に展望を訊いた。