VR会議システムのスタートアップは、こうしてNFTビジネスに“路線変更”した

VRヘッドセットを使って仮想空間に入り込み、3Dアヴァターとしてオンライン会議に出席する──。そんなサーヴィスを展開してきた米国のスタートアップSpatialが、デジタル資産のNFT(ノンファンジブル・トークン)のアートを販売できる仮想ギャラリーへと事業の方向性を転換させた。「働き方の未来」とも称されたVR会議システムは、なぜここまで大胆な方針転換を決めたのか。

メタヴァースというパラダイムシフトを理解するための10本:SZ Newsletter VOL.108[METAVERSE]

22世紀の未来から振り返ってみれば、インターネットの始まりとはつまりはメタヴァースの始まりのことであり、それはパンデミックを経てやっと始まったのだと記憶されているかもしれない。今週のSZメンバーシップのテーマ「METAVERSE」に寄せて、パンデミックを挟んだこの2年でメタヴァースをとりまく状況にいかなるパラダイムシフトが起こったのかを10本の記事から考察する編集長からのニュースレター。

メタヴァースの先導者を自負するロブロックスが、ゲームとエンターテインメントの先に構築する共体験

ゲーム開発会社のロブロックスは自らを「インターネットの未来と没入型仮想世界の台頭」を象徴する存在だと称する。メディアとゲーム、エンターテインメント、そしてマーケットが融合し1日あたり4,000万人を超えるアクティヴユーザーを抱える同社のメタヴァース空間は、はたして今後本当に職場や教室、パブやテニスクラブに取って代わるのだろうか?

Tencent shares its metaverse vision for the first time

How could Tencent not jump on the metaverse bandwagon when Facebook is hinging its future on the new buzzword? At this stage, Tencent’s approach seems more measured than Facebook’s $10 billion investment into its metaverse division. But any early hint from the Chinese social media and gaming giant will provide enough fodder for investor speculation. During […]

メタ(フェイスブック)のVR会議アプリ「Horizon Workrooms」はメタヴァースの3本目の柱となる

メタヴァース事業への意欲を見せ社名をこのほど「メタ」に変更したフェイスブックが現在ベータ版として発表しているVRアプリ「Horizon Workrooms」は、アヴァターでVR会議に参加しながら自分のパソコンを操作したり画面を共有することもできる。ザッカーバーグが「無限のオフィス」と呼ぶこの空間は、はたしてその思惑どおりメタヴァースの第三の柱となるのだろうか?

「メタヴァース企業」になるというザッカーバーグの野望と、“陣取り合戦”からの脱却という課題

マーク・ザッカーバーグ率いるメタ(旧社名はフェイスブック)はメタヴァース企業を目指している。だが、これまでのモバイルOSのような“陣取り合戦”に終始せず、プラットフォームの相互運用性を担保して「ひとつのメタヴァース」をつくることができるのか──。『WIRED』US版エディター・アット・ラージ(編集主幹)のスティーヴン・レヴィによる考察。

自分の娘がよりよいメタヴァースに暮らすために、いまからできるふたつのアプローチ

次の世代にとっての日常となるメタヴァースがSNSのような分断やエコーチェンバーを起こさないと考えるのは楽観的に過ぎるだろう。「見たいものだけを見る」というデジタルリアリティの選択的で自己強化的な世界に無意識に浸りきったわたしたちは、メタヴァースでいかに共通の現実を分かち合い、共感とつながりを生み出せるだろうか? 自分の子どもたちの世代に受け継ぐべき、可能性に満ちたメタヴァースを構築するためにいまできること。

Niantic reveals its vision for a ‘real-world metaverse,’ releases Lightship AR Developer Kit

AR technology company Niantic, best known for Pokémon GO, announced today that it will launch Lightship, an AR Developer Kit (ARDK) that will make building augmented reality experiences more accessible. This free, openly available technology will help Niantic lay the foundation for its vision of the “real-world metaverse.” In the program’s launch livestream, Niantic CEO […]