廃棄された「オレンジの皮」を3Dプリント!? その小さなランプに独創的な材料が選ばれた理由

廃棄されたオレンジの皮からつくった素材を材料に、小型ランプを3Dプリントする──。そんな独創的なプロジェクトがKickstarterで資金調達を開始した。開発したのはイタリアのデザイン事務所。いったいなぜオレンジを材料に選んだのだろうか?

実は“週4日勤務”で生産性が高まる? アイスランドでの社会実験から見えてきたこと

給与は下げず、勤務時間だけ「週4日勤務」相当に減らすという社会実験が、このほどアイスランドで実施された。誰もが一律に週4日の勤務形態にシフトしたわけではないが、全般的に生産性が高まったことが調査結果では明らかになっている。

個人のデータを“支配”するグーグルと、「Chrome」の利便性を享受することの意味

ウェブブラウザーの世界で6割以上のシェアを誇るグーグルの「Google Chrome」。その使い勝手のよさが広く評価される反面、ブラウザーを通して個人情報を吸い上げて活用するというグーグルの手法は必ずしも評判がよくない。いまやその影響力は、市場シェアを武器に“都合のいいウェブ”を形成するためにも使われつつある。

オフィスに再び人を呼び戻す「通勤手当」は本当に必要か? 英国で巻き起こった議論の争点

オフィスに人を呼び戻すうえで壁となる「通勤」。海外企業のなかにはパンデミック以前より手厚い通勤手当で人を呼び戻そうとしているところもあり、英国では手当の必要性が議論の的になっている。だが、これにはいくつかの英国固有の問題もある。

いかに“究極”のゲーミングノートPCは生まれたか:Razerが「Blade 14」に秘めた決意

ゲーミングPCをはじめとするPCゲーム関連機器で知られるRazerが、“究極”を謳うマシンを投入した。AMDとの提携に基づいて開発された「Razer Blade 14」は次世代の冷却技術や高性能なグラフィックカードを採用するなど、先進的な設計が特徴だ。なぜRazerはAMDと組んだのか、いかに“究極”のマシンを生み出していったのか──。最高経営責任者(CEO)の陳民亮(タン・ミンリャン)が語った。

スマートウォッチの新機軸を打ち出すタグ・ホイヤーが、あの「スーパーマリオ」を起用した真意

タグ・ホイヤーが任天堂とコラボレーションし、「スーパーマリオ」をテーマにした限定スマートウォッチを発売した。高級時計ブランドとポップカルチャーのアイコンとの異例のコラボは、いったいなぜ実現したのか? キーパーソンとなったのは、タグ・ホイヤーCEOのフレデリック・アルノーだ。

「Returnal」には、“ゲームの未来”を期待させる要素が詰まっている:ゲームレヴュー

PS5用のゲームとして2021年4月に発売されたTPS「Returnal(リターナル)」。一見するとSFの要素を取り入れたよくあるゲームのようだが、実はゲームでしか成しえないことを次々と繰り出し、ゲームの未来を大いに期待させてくれる作品だった──。『WIRED』UK版によるレヴュー。

ナイジェリアの人々の貯金習慣をアップデートする:伝統の枠組みをデジタル化するスタートアップの挑戦

成人の多くが銀行口座をもたないナイジェリアでは、これまで貯金先は木製の小さな貯金箱だった。こうしたなかナイジェリアのスタートアップPiggyVestは、この貯金箱のデジタル化と自動化を進めることで、人々の貯金習慣に変革をもたらしている。

政府も支持する強固なセキュリティ、分散型メッセージ基盤「Matrix」が目指していること

分散型のメッセージプラットフォーム「Matrix」が注目されている。このオープンソースのシステムはフランス政府やドイツ軍などが採用しており、そのセキュリティの強固さは折り紙付きだ。