大退職時代は「大再考時代」? テック業界の人々が、仕事に求める条件を見直している

コロナ禍を機に会社を辞めたり転職したりする人が急増し、「大退職時代」が本格的に到来した2021年。米国のテック業界では今年後半になって、ウェルビーイングなどを基準に優先順位を見直しながら新たな職を選ぶ「大再考時代」が訪れつつある。

テクノロジーは週4日労働をいつ実現するのか:SZ Newsletter VOL.110[FUTURE of WORK]

リモートワークやオンラインミーティングがわずか2年足らずで当たり前のワークスタイルになった一方で、コロナ禍によってさらに常態化したのが、誰もが抱える「20%の過負荷」だ。仕事の負荷を軽らすさまざまなツールを手にしたはずのわたしたちにいま必要なのは、働く時間を大胆に20%減らしてみるという実験かもしれない。今週のSZメンバーシップのテーマ「FUTURE of WORK」を考察する編集長からのニュースレター。

いまこそバーンアウト(燃え尽き症候群)に社会が体系的に取り組むときだ

パンデミックによって世界的な問題となった医療従事者たちのバーンアウト。気持ちが燃え尽きることは一部の専門職に限ったことではないし、そもそも賃金を伴う労働に限ったことでもない。ロックダウンの影響で多くの人たちが仕事量の増加や、サポートやリソース不足、自分の役割についての不安を経験してきたいま、バーンアウトについて社会が体系的に対処するまたとない機会を迎えている。

わたしたちはなぜ働き過ぎるのか?〜持続的な20%の過負荷を回避する方法

わたしたちが働きすぎるのは、好きでそうしているわけでもなければ、悪意が絡んでいるわけでもない。それよりも、どれだけ働くかという裁量をもった自律的なワークスタイルの副作用なのだ。多くの人々が慢性的に20%の過負荷を抱え、働き過ぎかどうかをストレスで判断するしかない状況はいかに変えられるだろうか? そのヒントはプッシュ型からプル型への転換にある。

iPhoneやMacの「集中モード」を使いこなす! 知っておくべき5つのステップ

iPhoneやMac、Apple Watchなど、アップルのデヴァイスに共通して使えるようになった新機能のひとつ「集中モード」。うまく使えば、ひっきりなしに表示される通知の波から逃れ、自分だけの時間をつくれるはずだ。そこで、この新しい機能を使いこなすための「5つのステップ」を紹介しよう。

従業員の「燃え尽き症候群」は、1週間の全社休業で抑止する:企業の取り組みは実を結ぶか

米国などの一部の企業が従業員の「燃え尽き症候群」を減らすべく、このほど1週間にわたるリフレッシュ休暇を実施した。コロナ禍でなにかとストレスのたまる従業員たちに心身ともに“リセット”してもらいたいという意図だが、こうした時間はいま間違いなく求められている。