ヴィデオ会議で映る自分の見た目が気になる「Zoom異形症」が増加している

コロナ禍における在宅勤務の浸透でヴィデオ会議が増えるなか、画面に映る自分の外見を気にして皮膚科や美容外科を訪れる人が急増している。「Zoom異形症」とも呼ばれるこうした症状に、わたしたちはどう対処すればいいのか。

従業員の「燃え尽き症候群」は、1週間の全社休業で抑止する:企業の取り組みは実を結ぶか

米国などの一部の企業が従業員の「燃え尽き症候群」を減らすべく、このほど1週間にわたるリフレッシュ休暇を実施した。コロナ禍でなにかとストレスのたまる従業員たちに心身ともに“リセット”してもらいたいという意図だが、こうした時間はいま間違いなく求められている。

アマゾンが収集している大量の個人情報の中身と、その“追跡”をかわす方法

アマゾンはユーザーのさまざまな個人情報を収集している。Amazonでの検索や購入の履歴のみならず、一つひとつのクリックやスクロール、そして「Alexa」が録音した音声まで、アマゾンのエコシステム内でとる行動のすべてが知られているのだ。この“追跡”は、いったいどこまでかわすことができるのか──。その方法を調べてみた。

韓国発のEV「IONIQ 5」は、称賛に値するクオリティに仕上がっている:試乗レヴュー

韓国最大手の自動車メーカー・現代自動車(ヒョンデ)が2021年2月にワールドプレミアした電気自動車(EV)「IONIQ 5」。いち早く試乗してみると、印象的なデザインと室内空間のみならず、走行性能や充電システムなど多くの優れた点をもつEVに仕上がっていた──。『WIRED』UK版による試乗レヴュー。

カーチェイスの撮影に250台以上を破壊! 映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の舞台裏

派手なカーチェイスで知られる映画『ワイルド・スピード』シリーズの第9作となる『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』。1台のスタントを撮影するために6〜8台が用意され、本物の爆発を伴うリハーサルが繰り返され、数千時間かけて製作した改造車が一瞬で破壊されることもある──。そんな撮影の舞台裏について、制作チームに訊いた。

SNSで活発化する“中国発”の投稿が、BBCの報道の信頼性を損なうべく暗躍している

中国発のSNSへの投稿やフェイクニュースが、英国の公共放送であるBBCを攻撃し、その信頼性を低下させようとしている──。そんな動きがサイバーセキュリティ企業の研究によって明らかにされた。新疆ウイグル自治区での人権侵害に関する報道などに対抗した措置とみられ、一連の活動を中国政府が支援している可能性も指摘されている。

スマートフォンやPCを遠隔監視、政府に売り込まれる強力なスパイツールの危険性

スマートフォンやPCを遠隔で操作したり監視したりできるツールを開発したというスペイン企業が、各国政府への売り込みを強化している。こうした監視ツールは国民を弾圧する政府の手に渡る危険性が指摘されており、人権擁護団体などからの批判の声が高まっている。

ビットコインを法定通貨に採用するエルサルヴァドル。その戦略は奇策か福音か

中米のエルサルヴァドルの議会が2021年6月、ビットコインを法定通貨として採用する法案を可決した。大統領である39歳のナジブ・ブケレのアイデアは世界中のビットコイン支持者たちに熱狂を巻き起こしたが、これは果たして「政治的なショー」であり奇策にすぎないのか。それとも、ほかの国々の先駆けとなり、銀行口座をもたない多くのエルサルヴァドル国民にとっての福音になるのか。

アフガニスタンの人々は、タリバンから身を守るために「オンラインでの痕跡」を消し去っている

イスラム主義勢力のタリバンが権力を掌握したアフガニスタンでは、欧米の企業や政府、非政府組織などとつながりをもつ人々が、難しい決断に直面している。これまでの活動の痕跡が少しでも残っていると、罰せられたり殺されたりする危険性があると考えているからだ。こうして多くのアフガニスタン人は報復を心配し、過去の生活の証拠をオンラインからもすべて消し去ろうと躍起になっている。

「銃撃戦のあった場所」を教えてくれるアプリが、リオデジャネイロの住民たちの命を救う

治安が悪く、銃撃や流れ弾による犠牲者が相次ぐブラジルのリオデジャネイロ。この街では、銃撃戦が発生した場所を通報したり通知を受けたりできるアプリが活用され、人々は銃撃戦という日常に立ち向かっている。