食の安全を、サイバーセキュリティが左右する──「THE WORLD IN 2022」 FOOD SECURITY

急速なデジタル化に伴い、サイバー攻撃に対する脆弱さが露呈した食品業界。安心・安全・安価な食品を継続的に供給するには、システムのみならず、業界全体のアップデートも不可欠だ(雑誌『WIRED』日本版VOL.43より転載)。

「地球ひとつ分のウェルビーイング」の実践にむけて、いま行動するべきこと:ソニーデザイン×辻井隆行

辻井 おふたりがかかわっている「DESIGN VISION」というのは、どのような活動なのでしょうか? 尾崎 われわれクリエイティブセンターが担っているデザイン領域は、プロダクトやUI・UXに限りません。例えばサーヴィス […]

NFTアートは熱狂的な投機を経て、日常的に2桁成長するようになる──「THE WORLD IN 2022」NFT ART

NFT(ノンファンジブルトークン)は、2021年に記録的な売り上げを達成した。22年には多くのアーティストが、ブロックチェーンを創造性と融合させる大胆な新しい方法を模索する(雑誌『WIRED』日本版VOL.43より転載)。

投資はアイデアという最後のフロンティアへ:大川内直子──「THE WORLD IN 2022」 IDEA CAPITALISM

かつてSF作家のJ.G.バラードは「地球に残されている最後の資源、それは想像力」と語ったが、いまや資本主義はアイデアを投資の対象に据えた。その真贋は、どう担保されるのか? 本誌特集「THE WORLD IN 2022」に収載した、『アイデア資本主義』の著者・大川内直子へのインタヴュー(雑誌『WIRED』日本版VOL.43より転載)。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を支えた最先端通信テクノロジーは、未来につながるレガシーの礎となるか:「NEXT TECHNOLOGY TRY 2020」

多くの注目を集めた東京2020大会の裏側には、通信サーヴィス分野のゴールドパートナーであるNTTが乗り越えてきた数々の試練と、未来への熱い想いがあった。今回、NTTの最先端通信技術と科学が支えたソフトボール女子日本代表金メダル獲得の秘策や、競技空間を丸ごとテレポーテーションさせた新技術と未来のスポーツ観戦のあり方、 そして4億5,000万回を超えるサイバー攻撃をすべてブロックしたセキュリティ対策など、テクノロジーで未来を動かすNTT主催のオンライン対…

イスラエル発のスパイウェアは、国家の支援を受けた「本格的なハッキング」に相当する? グーグルの分析結果が波紋

イスラエル企業が開発した強力なスパイウェアが米国務省職員を含む多数のiPhoneユーザーに使われていた事実が波紋を呼んでいたが、こうしたスパイウェアの実力が想像以上に高いことがグーグルの分析結果から明らかになった。開発元のNSO Groupは、国家の支援を受けたハッカーにしかできないとされてきた高いレヴェルの技術革新と洗練度を達成しているというのだ。

培養肉の「最先端プロジェクト」は、かくして対立と陰謀の果てに“崩壊”した

培養肉の分野で最先端を走るスタートアップの1社であるアップサイド・フーズ(Upside Foods)で、最先端技術を開発していた極秘プロジェクトが“消滅”していたことが明らかになった。元従業員による技術盗用を巡る裁判の過程からは、秘密の研究チームが対立と陰謀、そして培養肉の未来を巡る最初の法廷闘争のひとつと共に崩壊したプロセスが浮き彫りになっている。

オールバーズとアディダスの“共創”という真なるコラボレーションが、カーボンニュートラルを加速する

深刻な地球温暖化はわたしたちの生活環境だけでなく、世界的なスポーツイヴェントであるマラソンの開催地や競技の時間帯、さらにはアスリートの練習環境など、スポーツのフィールドにも多大な影響を及ぼし始めている。そうした状況に一石を投じるべく、D2Cブランドのオールバーズとアディダスが“共創”を試みた。2.94kg CO2eという低いカーボンフットプリントを実現したパフォーマンスフットウェアは、地球環境に変革をもたらす可能性を秘めている。

REWRITING THE CONCEPT OF AIR PURIFIERS:Dysonが実装する“真に”クリーンな空気

ユーザー視点でのものづくりを貫くDysonの「Dyson Purifierシリーズ」に、新たに加湿空気清浄機が加わった。あまたの加湿空気清浄機が抱える、衛生的な空気と加湿の“両立”という課題にDysonはいかなる解をもたらしたのか。

政府、民間の垣根を越え、デジタルの団結が変革を促す:オードリー・タン──「THE WORLD IN 2022」 GLOBAL NEIGHBORHOOD

デジタル世界における政府と市民のグローバルな同盟関係によって、ウイルスなど刻一刻と状況が変わる事態や多様な市民のニーズにも迅速に対応できるとオードリー・タンは期待を込める(雑誌『WIRED』日本版VOL.43より転載)。