マイケル・サンデルの指摘 「能力主義社会の“勝者”たちが手際よく成果を残したとは言えない」 | 「テクノクラシー化」への警告

理想的な能力主義が実現しても“ダークサイド”はある ──著書『実力も運のうち 能力主義は正義か?』では、私たちが暮らす民主的な社会に取り入れられてきた能力や功績(メリット)という概念が凝結し、それが社会的敬意を根っこから蝕んでいると論じています。 具体的には、能力主義によって「勝者は自分たちの成功をみず…

Yu Izumi – 『悪い言語哲学入門』紹介・サポートページ

『悪い言語哲学入門』(2022 ちくま新書)のためのページです. 出版社書籍紹介 基本情報 2022年2月9日発売 新書判・256ページ ISBN 978-4-480-07455-3 価格 ¥840+税 Amazon 紀伊国屋書店 honto 目次 第1章 悪口とは何か—「悪い」言語哲学入門を始める 1 私たちは言語のエキスパートではない 日本語には「悪い」ことば…

「シュタイナー教育」の生みの親はどんな思想を抱いていたのか | ルドルフ・シュタイナーの「オカルト世界」

緑あふれる丘に曲線が目立つ構造の学校がある。8~9歳の学童20名ほどが円になって古代ギリシャ語の詠唱をしていた。 詠唱が終わると歌を歌いはじめ、やがて身体を動かしはじめる。ダンスともスポーツとも瞑想とも言えるような身体の動きだ。 午前8時30分。パリ近郊のコミュニティにある私立学校の一日の始まりだ。ここで…

2021年の「年末にガッツリ読みたい科学解説ランキング」ベスト5!

がっつり解説しよう!
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年末年始の長期休暇で、ボリュームのある科学の解説をじっくり読んでみたいという人向けに、今回は2021年に人気のあったガッツリ読める科学解説記事を5本紹介。

頭の体操にもなりそうな、知的好奇心を刺激するお話で、充実した年末年始を過ごしてください。

目次 2021年ガッツリ読める科学解説記事 BEST5 2021年ガッツリ読める科学解説記事 BEST5 第5位 宇宙を膨張させる未知のエネルギー「…

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vtuberのアイデンティティはなんなのか

vtuberはガワを気軽に変えられる。 新しい衣装だといい、全く違う見た目になる人は少なくない。 名前を変える人もいる。 心機一転、新しい名前で活動したいといって突然別の名前になる人達を見てきた。 声も変わることもある。 昔は休止から帰ってきたと思ったら中の人が交代なんて話も多かった。 もし見た目、名前、中…

『21世紀の道徳』の「まえがき」を公開します|晶文社

批評家ベンジャミン・クリッツァーさんの初の著書『21世紀の道徳』の「まえがき」を、読者のみなさまに向けて公開いたします。この「まえがき」に興味を持っていただけるようでしたら、ぜひとも書店でお手にとってみていただけるとさいわいです。まえがき 『21世紀の道徳』という書名の通り、この本は道徳についての本で…

永遠について 6

 子宝、縁起の良い名前。

 人の名前は宝なのだ。

 宝は隠さなければ、盗まれ、妬まれ、羨ましがられるだろうか。

 隠すべきか。

 妬まれないようにしてあげたいものである。

国家と記録 政府はなぜ公文書を隠すのか? (集英社新書) – 瀬畑源

なぜ《塩と水》だけであらゆる病気が癒え、若返……

ユヴァル・ノア・ハラリ「社会が信じるキャッチーな物語には敵が必要だ。でも、気候変動には敵がいなかった」 | 「2%」が私たちの運命を変える

「皆が同じ物語を信じることができれば、規範に従って大規模な範囲で協力し合うことができる」と、物語の重要性を説いてきたユヴァル・ノア・ハラリ。だが、彼は多くの人が気候変動の「物語」を信じているにもかかわらず、遅々として世界規模の対策が進まない理由に“敵”の不在を挙げる。 イスラエル人歴史学者で哲学者の…

「飢えと貧困」の経済学者アマルティア・セン「中国が新たな帝国になるとは思っていない」 | 民主主義が飢餓を救う

2021年10月、社会科学部門でスペインのアストゥリアス皇太子賞を受賞したアマルティア・セン。ケンブリッジ大学トリニティー・カレッジ学長を務め、アジア人初のノーベル経済学賞を受賞したという輝かしい経歴を持つ彼は、トマ・ピケティをはじめとする現代の経済学者たちに影響を与えてきた。87歳になったセンの功績を…