出渕裕ロングインタビュー10 出渕裕と安彦良和と『機動戦士ガンダムORIGIN』と

前回は「出渕裕ロングインタビュー9 出渕裕と「富野由悠季の娘」と「うわべのパブリック」と」 出渕 そういえば話が変わるんですが、安彦さんと富野さんが、決定的に(袂を別つことに)なった原因って、なんだか知ってます? ――いえ、知りません。両者の間で何があったんですか? 出渕 『クラッシャージョウ』なんで…

『デューン』を生んだフランク・ハーバートは、未来を見通していた:継承者たる息子が語った、その世界観の本質

映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の原作となったフランク・ハーバートの小説『デューン』は、後世のSF作品の多くに影響を与えた。その継承者であり担い手でもある息子で作家のブライアン・ハーバートは、今回の映画化でどのような役割を担い、父の小説が残した“遺産”についてどう評価しているのか。ブライアン・ハーバートに訊いた。

出渕裕ロングインタビュー6 出渕裕と逆襲のシャアとサザビーと

前回は「出渕裕ロングインタビュー5 出渕裕とガンダムZZと小林誠と」 ――そういう意味では話の時系列は戻りますが、『Zガンダム』のころって、永野さんや小林さんたちの、非常にアクのつよい、個性的な線で描かれてあがってくるデザインに対して、藤田さんが絶妙なクリーンナップをすることで、世界観を維持していたとい…

出渕裕ロングインタビュー3 出渕裕とザブングルとダンバインと

前回は「出渕裕ロングインタビュー2 出渕裕と長浜忠夫と大隅正秋と」 ――最初の話題に戻りますが、『めぐりあい宇宙』の完成時、『イデオン』劇場版と並行して、修羅場のような状態だった富野監督は、『ザブングル』をよく掛け持ちできたなと、今にしてみても驚くのですが。 出渕 あれはね。吉川(惣司)さんが(監督を…

「安全日なんてない、と今は言いたい」デビューから10年、下ネタで一世を風靡したあやまん監督(42)の“後悔” | 文春オンライン

「下ネタ」を取り入れた過激な女性パフォーマンス集団、あやまんJAPAN。2010年のデビューから10年が経ち、現在は自身の会社を立ち上げ、全国から集めたユースメンバーらとともにイベントでのパフォーマンスを中心に活動しているという。 そんなあやまんJAPANの現在と、あやまん監督の知られざる「下ネタをめぐる葛藤」に…

出渕裕ロングインタビュー2 出渕裕と長浜忠夫と大隅正秋と

前回は「出渕裕ロングインタビュー1 出渕裕とブチメカと富野由悠季」 ――その、初対面のころのお話を少し伺いたいのですが、出渕さんはそのあとメカデザイナーとして、長浜忠夫監督と組む方が先で、今伺った、氷川竜介さんと一緒に富野由悠季監督にお会いしたのは、お仕事としてとか、そういう前提があったわけではない…

出渕裕ロングインタビュー1 出渕裕とブチメカと富野由悠季と

出渕裕。 1958年生まれ。アニメ・特撮研究家の氷川竜介氏等と共に、70年代から日本サンライズ(現・サンライズ)に、ファンとして出入りしていくうちに、長浜忠夫監督作品『闘将ダイモス』(1978年)の敵メカデザインでプロデビュー。 その後は『戦闘メカザブングル』(1982年)『聖戦士ダンバイン』(1983年)『機動戦…

マット・デイモンとベン・アフレック、24年ぶりの共同脚本に取り組んだ理由を語る:『最後の決闘裁判』公開記念インタヴュー

リドリー・スコットが監督し、アダム・ドライヴァーらが出演する史実に基づいた物語『最後の決闘裁判』の公開がスタートした。同作品で話題を呼んでいるのが、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来24年ぶりにマット・デイモンとベン・アフレックが共同で脚本を執筆したという事実だ。彼らを突き動かしたモチヴェイションは何だったのか。映画ジャーナリスト立田敦子が斬り込んだ。