高校選抜アイスホッケー大会で国内スポーツ大会最大級の COVID-19 クラスター

maia 曰く、苫小牧市で 8 月 4 日 (大会期間は 3 日から) 〜 8 日に開催された全国高校選抜アイスホッケー大会で COVID-19 クラスターが発生した
(日本アイスホッケー連盟の発表、
毎日新聞の記事、
北海道新聞の記事)。

参加者は全国 26 チーム計 702 人で、関係者を含めると約 1,000 人。開幕時点で東京都、埼玉県、大阪府などに緊急事態宣言が出ていたが、大会では県外移動に伴う PCR 検査は要請しておらず、「インターハイの開催方針に準じた」という。道外の参加校から感染…

米タイム誌「日本の新型コロナ対策はオリンピック開催により崩壊した」と報じる

あるAnonymous Coward 曰く、東京オリンピック開催と重なった新型コロナ第5波について、オリンピックが直接の原因ではないとの主張が散見されるが、これに対して米タイム誌は6日「日本のコロナ対策は信頼に基づくものだったが最悪の時期にオリンピックを開催したことでそれが打ち砕かれた」という分析を掲載している(Time)。 この分析では、日本のこれまでの新型コロナ対策は、政府による規制ではなく、人々の自発的な対応を求める緩やかな対策に依存しておりそれが機能していたとみている。一方で、今回は人々に規…

オリンピック選手の猛烈なプレッシャーと、自身のメンタルヘルスについて語ることの意味

常にプレッシャーに晒されるスポーツ選手にとって、オリンピックという舞台は特別な意味をもつ。こうしたなか、東京オリンピックでは米国の体操選手のシモーン・バイルスが自身の精神状態を理由に競技を棄権するなど、自身のメンタルヘルスについて明かす事例が出始めている。こうした動きはアスリートのメンタルヘルスに対するわたしたちの考え方や、わたしたち自身の生活におけるメンタルヘルスの考え方にとって重要な転機になるかもしれない。

選手村の段ボールベッド、アスリートたちが耐久性テストも炎上、謝罪する事態に

東京2020オリンピックの選手村で使われている段ボール製ベッドが話題となっている。選手村で複数の選手がこのベッドの耐久性を試す動画などを「TikTok」に上げている。その中でも話題になったのはイスラエルの野球代表選手団が26日に上げた動画だ。耐久性を確かめるため、ベッドの上で飛び跳ね、徐々に乗る人数を増やしていった。最終的に9人がジャンプすることにより、段ボール製ベッドは壊れたようだ(Time Out、TBSNEWS、時事ドットコム、読売新聞)。

一方でこの動画は話題になりすぎ、その結果批判意見…

五輪自転車ロードレースのコースにアスファルト約2トンが撒かれる

21日に東京五輪の自転車ロードレースのコースとなっていた府中市小金井街道の一部道路で、道路の上にまだ固まりきっていないアスファルトが撒かれるという事件があった。アスファルトの粒は長さおよそ20メートル、幅3.5メートルに渡って散乱していたとされる。オリンピックコースに対する嫌がらせ行為ではないかと見られていた(FNNプライムオンライン、産経新聞、NHK)。

この件に関して、警視庁は周辺の防犯カメラを分析して調査したところ、三鷹市の55歳の会社員がトラックで通行していたことが判明したという。警視庁…

国際オリンピック委員会、写真撮影時のマスク外しを容認。30秒間のみ

国際オリンピック委員会(IOC)は25日、東京オリンピックで選手が表彰台でメダルを受け取る際、写真撮影時に限定して30秒間マスクを外すことを認める方針を発表した。IOCが規定したプレーブックでは、選手は原則マスク着用が求められているが、これに例外を認めた形。また表彰台中央での集合写真に関してもマスク着用を条件に認めることになったという(NHK、デイリースポーツ、共同通信)。なおデイリースポーツの記事によると、IOCは「すべてのメダリストの業績を一緒に祝う。アスリートがスポーツのキャリアの特別な瞬間に…

東京オリンピックでは、さらに高精度なタイム計測をAIが支えている

極めて正確なタイム計測が求められるオリンピック競技。公式タイムキーパーであるオメガは東京オリンピックの一部の競技で、さらなる高精度な計時を実現させた。鍵を握るのは、コンピューターヴィジョンや選手に装着したジャイロセンサーなどのデータによって訓練された人工知能(AI)だ。