オフィスは「働く箱」から「第二の住まい」へ:中小企業のオフィス建築のあり方を積水ハウスと一緒に考える

コロナ禍で都心のオフィス模様が一変した。大企業を中心に、本社あるいは本社機能を地方に移転させる動きが広がり、現在進行形で地方への移転を検討している経営者もいるだろう。オフィスのあり方が見直されるいま、住宅メーカーである積水ハウスが提案するのは、邸宅のようなオフィス。今回は「住」の技術とノウハウを生かした積水ハウスのオフィス建築を紐解く。

女性旅行者コミュニティ「FemmeBnB」が、“知らない夜道”に安心をもたらす:「夜道が怖くない未来」への提言(2)

世界の女性、約30億人(ほぼ全員!)が夜道を歩くことに不安や恐れを感じているという。その恐怖に寄り添い奮闘する起業家たちが提示する「すべての人」が安心して夜に闊歩できる都市へのヒントとは──。トロントで生まれた女性旅行者の安全を守る「FemmeBnb」の共同創業者兼CEOのヤー・ビラゴが考察する。(雑誌『WIRED』日本版VOL.41より加筆して転載)

クールなアップサイクルがもたらす“ものづくり”のアップデート

日本橋浜町の「T-HOUSE New Balance」ではいま、スニーカーの端材や廃材を和紙の素材としてアップサイクルし、スニーカーのアッパーやシューズボックスへと再生させるプロジェクトのインスタレーション「Yoshihisa Tanaka × Tokyo Design Studio cooperative research vol.02」が行なわれている。そこに並ぶプロダクトはどれも買うことはできない。そんな販売されることのない“ものづくり”に心血…

スポーツの自宅観戦を“ラグジュアリーな体験”へと拡張するギア5選

コロナ禍によってリアルなスポーツ観戦が困難な状況にあって、スポーツラヴァーたちはいかに自宅での観戦体験を高められるか考えていることだろう。そこで、自宅にいながらにしてスタジアムにいるような高揚感を味わえ、VIPシートで観戦するようなラグジュアリーな体験をもたらす“自宅観戦ギア”を紹介したい。

ソロキャンプという営みを豊かにするクッキングギア5選

トレイルを歩いたり、川を泳いだりといったことがアウトドアの醍醐味であることは間違いない。だが、“情報の洪水”から解き放たれた自然に身を置くなら、日常では時間がなくてじっくり向き合えない料理に没頭してみてはいかがだろうか。そこで、自分のためだけに時間を使えるソロキャンプをより豊かなものにする5つのクッキングギアを紹介する。

自然現象による「生成」と、技術による制御との“せめぎあい”が問いかけるもの:生成するアートシリーズ#6 nor

パンデミックの最中でもなお、人間は五感を研ぎ澄まし、自然とテクノロジーの境界で生成(generate)を続けている。地球上の人間活動がすべて停止したかに見えたとき、その間(あわい)となる暗闇のなかでアーティストたちは何を思い、何を生成/創造し続けたのだろうか。人工と自然の中間のような作品を自らの手によって生成する6人の革新者たちの声に耳を傾ける。連載第6回はnorに話を訊く。

互助の感性が生み出す新しいネイバー:水野祐が考える新しい社会契約〔あるいはそれに代わる何か〕Vol.6

法律や契約とは一見、何の関係もないように思える個別の事象から「社会契約」あるいはそのオルタナティヴを思索する、法律家・水野祐による連載。テック企業の労働組合や、日本における「ワーカーズ法」を参照しながら、地域社会における協同的・互助的な組織の在り方を考察する(雑誌『WIRED』日本版VOL.41より転載)。

完結したドラマ「全裸監督」で、総監督の武正晴が伝えたかったこと

Netflixの日本オリジナル作品を代表する連続ドラマシリーズ「全裸監督」のシーズン2が公開され、全16話で完結した。アダルトヴィデオ業界を舞台に監督として一世を風靡した村西とおるの半生を描き切った本作。この挑戦的とも言える題材は、時代性を背景に日本人の魂に訴えかけることに主軸が置かれると同時に、世界にも通用する普遍性を追求していたのではないか──。そんな問いに、総監督を務めた武正晴が答えた。

リモートワークの“よき相棒”となるコールドブリューコーヒーメーカー5選

コーヒー本来のまろやかな風味を引き出せることで注目の「コールドブリュー」なる抽出方法。単なるアイスコーヒーと侮ってはならない。低温でじっくり時間をかけて抽出するからこそ、たどり着ける味わいがあるからだ。この夏、リモートワークの“よき相棒”として活躍してくれること請け合いのコールドブリューコーヒーメーカーを紹介しよう。