国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」による最新の報告書が公表され、産業革命前からの気温上昇が今後20年以内に1.5℃に達する可能性が示された。温暖化の原因として人類が排出した温室効果ガスを挙げているが、排出を抑えるべきは二酸化炭素だけではない。注目すべきは、より温室効果が高いメタンだ。
…
折り畳みスマートフォンは本物の躍進か、それとも「3Dテレビ」の再来なのか
サムスンが最新モデルを発表したことで、改めて折り畳みスマートフォンが注目されている。スマートフォンの市場が停滞するなか、折り畳みモデルは本物の躍進になるのか。それとも、3Dテレビのように「見かけ倒しの苦肉の策」に終わるのか。
…
火山の噴火は、小規模でも世界を大混乱に陥れる:研究で特定された「危機地点」の存在
火山が噴火すると、場所によっては火山灰や津波などの影響でインフラが壊滅的な被害を受ける危険性がある──。そんな研究結果が、このほど公表された。なかでも地震活動の監視などの注意が求められるのは、重要なインフラが近接している7カ所の「危機地点」だ。
…
アップルによる「児童への性的虐待」の画像検出機能は、プライヴァシー保護と両立できるのか
アップルが「iCloud」に保存された児童の性的虐待画像(児童ポルノ画像)を検知できる機能を発表した。高度な暗号化技術を用いたことでプライヴァシー保護と両立できるというが、仮に政治的な画像などにも適用されると実質的に“検閲”として機能する危険性も指摘されている。
…
新しい「Galaxy Z Fold」からスマートウォッチまで、サムスンが発表した新製品すべて
サムスンが恒例の新製品発表イヴェントをオンラインで開催した。折り畳みスマートフォンの新モデル「Galaxy Z Fold3」と「Galaxy Z Flip3」からグーグルの「Wear OS」を採用したスマートウォッチ、アクティヴノイズキャンセリングに対応したワイヤレスイヤフォンまで、発表された新製品を紹介する。
…
「Google Play ストア」でアプリ配信の仕組みが変更に。これはユーザーにとって朗報なのか?
グーグルが「Google Play ストア」で配信されるAndroidアプリの規格変更に乗り出した。ユーザーにとっては自分が必要なデータだけをダウンロードすればいいのでアプリが“軽く”なる利点があるが、必ずしもメリットばかりではないようだ。
…
トランプの「禁止令」から1年、TikTokに立ちはだかる次なる“脅威”
人気の動画共有アプリ「TikTok」の米国での利用について、前大統領のドナルド・トランプが禁止すると主張して1年が経った。紆余曲折を経てTikTokは米国で利用できているが、トランプが去ったいまTikTokの前には中国政府が立ちはだかっている。
…
自律走行車の分野ではトラックが先行する:相次ぐ上場と高まる投資熱の理由
自律走行車の業界において投資熱が高まっている分野は、いまや乗用車ではなく自動運転トラックだ。その背景にはコスト面のみならず、技術的な理由も少なくない。
…
説得力のあるフィッシング詐欺のメールを、AIが人間よりうまく“書く”時代がやってきた
人工知能(AI)にフィッシング詐欺のメールを自動生成させたところ、人間が書いたものよりもクリック率が高い文章をつくれる段階に到達したことを、このほどシンガポールの研究チームが発表した。使われたのは、高性能な言語生成アルゴリズム「GPT-3」と、AIaaS(サーヴィスとしてのAI)のプラットフォームだ。
…
米国でバズらなかった東京オリンピックと、拡散しなかったスヌープ・ドッグの五輪番組
このほど閉幕した東京オリンピック。米国では視聴率の低迷が伝えられ、ソーシャルメディアでバズるような現象もそこまで起きていない。それはいったいなぜなのか? 理由の一端が、スヌープ・ドッグが共同ホストを務めた米国のオンライン番組から浮き彫りになってきた。
…