大気中を浮遊するマイクロプラスティックは、気候変動にも影響している:研究結果

ビニール袋やペットボトル、衣類の合成繊維などが細かくなったマイクロプラスティック片は、大気中にも浮遊して地球を取り囲んでいる。このマイクロプラスティックが太陽からのエネルギーに作用することで、気候にも影響を及ぼしている可能性が高いことが、このほど発表された研究結果から明らかになった。

小説『デューン』は、現代の地政学的競争の混沌を約50年前に“予言”している

映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の原作となったフランク・ハーバートの小説『デューン』で描かれていた権力と覇権を巡る争いは、本質的に非対称な戦いとなっている。これを現代に重ね合わせて見ると、政権交代に伴う思わぬ危険からサイバー戦争という未知の領域まで、2021年の地政学的競争の状況を不気味なまでに映し出している。

障害者ゲーマーたちが平等に闘える社会をつくる:支援活動を続ける米NPOの挑戦

障害者ゲームコミュニティを支援する米国の非営利団体「AbleGamers」が注目されている。カスタマイズの自由度が高いゲーム用コントローラーなどを貸し出す活動を通じて目指すのは、障害のあるゲーマーたちがほかの人々と同じゲームのフィールドに平等に立てる世の中にしていくことだ。

ザッカーバーグが語っていた「言論の自由」と、害悪と嘘がはびこる場を生み出したフェイスブックの責任

フェイスブックが安全よりも利益を優先し、社会の分断を助長しているとして内部告発された問題が波紋を広げている。そんな同社のCEOであるマーク・ザッカーバーグは、かつて「言論の自由」を擁護する発言をしていたが、人々に“デジタル拡声器”を与えることを成長のエンジンにして害悪と嘘がはびこる場をつくり出してしまった──。『WIRED』US版エディター・アット・ラージ(編集主幹)のスティーヴン・レヴィによる考察。

都市を豊かにする/文化を育むための観光・ホテルの未来像 ゲスト:扇沢友樹/日下部淑世(株式会社めい共同創業者)[音声配信]

オーヴァーツーリズムに苦しんでいたアムステルダムやヴェネツィア、京都などの都市は、パンデミックによりその姿を大きく変えようとしている。はたして持続可能な“観光“都市を目指すホテルの在り方とは何か──。2019年、若手現代アーティストが住むコミュニティ型アートホテル「KAGANHOTEL-河岸ホテル-」を京都にオープンさせた扇沢友樹、日下部淑世(株式会社めい代表)のふたりに、都市を豊かに育む観光・ホテルの未来を訊く。

歩行するロボットの進化を、仮想環境でのシミュレーションが加速する

仮想環境で大量のロボットを動作させてアルゴリズムを訓練し、それを現実世界のロボットに適用して研究開発を加速させる試みが進められている。エヌヴィディアとスイス連邦工科大学チューリッヒ校によるこの取り組みは、ロボットが新たな技能を習得するスピードを飛躍的に向上させる可能性を秘めている。

グーグルの「Pixel 6」は、独自チップの採用によって大きく進化した

グーグルがAndroidスマートフォンの新機種「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」を発表した。独自チップ「Tensor」の採用によって性能と機能の両面で大きく進化したPixelは、最上級のAndroidスマートフォンに期待される機能をほぼ網羅している。

アップルは「MacBook Pro」を正しい方向へと導くべく、“過去”へとさかのぼった

アップルが発表した新型「MacBook Pro」は、これまで削られてきたポート類や「MagSafe」の機構を復活させた。つまり、アップルが間違ってきた方向に進んできたことを公式に認めた製品であり、正しいかたちで機能性重視へと回帰する動きでもある。

電子音楽の脱植民地化はソフトウェアから始まる

ソーシャルメディアをはじめとするあらゆるアルゴリズムが中立ではないように、電子音楽の制作ツールにも無意識のバイアスが組み込まれている。デフォルトで与えられる4ビートや平均律は、アフリカやアジアやラテンアメリカの音楽の特性を生かした曲づくりを根本のところで困難にしてきたのだ。「植民地化されてきた」音楽を解放しようと、グローバルなチューニングシステムの実験を促すプログラムがリリースされた。