アップルのAirTagと“合体”すれば、「リモコンがなくならない世界」がやってくる

部屋のどこかに隠れてしまいがちなストリーミング端末のリモコン。なくなっても簡単に見つけられるようにするために、アップルの紛失防止タグ「AirTag」とリモコンケースを“合体”させてはどうだろう──。そんなコンセプトのリモコンケースが次々に登場している。

ウォームアップしてくれてありがとう:SZ Newsletter VOL.97[DIVERSITY]

パラリンピックの大成功例として歴史に刻まれたロンドン・オリンピック。「Meet The Superhumans」と銘打たれた当時のCMは、これまでの固定観念や偏見を打破し、文字通り「超人」レヴェルのアスリートが人々を熱狂の渦に巻き込んだ。いま、東京パラリンピックは何を残すのか? 今週のSZメンバーシップのテーマ「DIVERSITY」の未来を考える編集長からのニュースレター。

音声データの“脱植民地化”を目指せ:ビッグテックから母語の主権を守るマオリの人々

日本や世界では人種差別による同化政策によって、いまも2週間にひとつの割合で先住民族の言語が死に絶えている。そんななかニュージーランドのマオリ語の放送局は、貴重な音声データをビッグテックやグローバル企業に明け渡すのではなくマリオの人々のために役立てようと、独自に機械学習による自動音声認識ツールの開発に乗り出している。いまや言語の再生と復興に力を注ぐ他の先住民コミュニティにも拡がる音声データの「脱植民地化」を追う。

iPhoneの防御を回避する「ゼロクリック攻撃」が発生、アップルはどう対処するのか?

アップルのメッセージサーヴィス「iMessage」用いて、ユーザーの操作を必要としない「ゼロクリック攻撃」をiPhoneに仕掛けられる危険性があることが明らかになった。攻撃を検知すべくiOSに搭載された防御機能「BlastDoor」を回避できてしまうことから、アップルには新たな対策が求められている。

安心感を求めるユーザーに最適な使い心地のいいスマートフォンOPPO Reno5 A

4眼カメラをはじめとした充実したスペックのスマートフォン「OPPO Reno5 A」。美しいアイスブルーのスマートフォンを片手に、公園をそぞろ歩きしながら撮影会としゃれこんだ。撮影しているとミドルレンジのスマートフォンでもこんなに綺麗に撮れるのかと思わず疑ってしまう。雨が降っても、逆に写真欲が高まる「OPPO Reno5 A」を紹介しよう。

【詳報】10/13-15開催決定!“リジェネラティヴな未来”を問う3日間「WIRED CONFERENCE 2021」

今年も開催決定となった『WIRED』日本版による大型イヴェント「WIRED CONFERENCE」。「FUTURE : re-generative」というテーマのもと、「CITY」「NEW COMMONS」「SELF+CARE」という3つの領域から未来の“再生”に向けて、多彩な登壇者とともに議論を繰り広げる3日間となる。このオンラインカンファレンスの全貌を、6つのポイントから紹介する。

コロナ禍を経て業績が回復基調のAirbnbが、先行きを楽観視できない理由

コロナ禍で冷え込んだ旅行需要が、新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだ欧米で2021年夏になって回復基調を見せている。この傾向は民泊プラットフォーム最大手であるAirbnbの業績回復にも明らかだが、新型コロナウイルスのデルタ株の流行に伴って先行きに再び暗雲が垂れ込めている。

温暖化が地球にもたらす「悲惨な未来」を食い止めよ:国連IPCC報告書を読み解いて見えてきたこと

国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」による最新の報告書では、産業革命前からの気温上昇が今後20年以内に1.5℃に達する可能性が示されている。この予想が意味するところは、さらに多くの極端な熱波や干ばつ、大雨や洪水の発生、海面上昇だ。そして訪れる「悲惨な未来」を食い止めるには、いますぐ二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの削減に本気で取り組まなければ、手遅れになってしまう──。IPCCの報告書を読み解くと、そんな危機的な状況が浮き彫りになっ…

ハッカーが患者の点滴を“倍増”できる? 病院用の輸液ポンプに見つかった脆弱性の深刻度

病院で患者に薬剤を点滴する際に使われる大手メーカーの輸液ポンプに脆弱性があり、悪用すれば規定量の2倍の薬剤を投与するようなハッキングも可能であることが明らかになった。問題を発見した研究者らは「これは本物のリスクである」として医療機関に警戒を呼びかけている。

サムスンの「Galaxy A32 5G」には、格安スマートフォンとして失望する点が見当たらない:製品レヴュー

サムスンがスマートフォンの低価格帯モデルで攻勢をかけている。なかでも注目は日本でも発売された「Galaxy A32 5G」だ。約30,000円という価格ながら、バッテリーのもちから性能まで、ほぼすべての点がよくできている。これは“スマートフォンのルネサンス”と言っていいのではないか──。『WIRED』US版によるレヴュー。