ヤドカリの殻を透明にして中を観察したら凄かった「えびだ…」「どこで排泄するんだ?」「どうやって作ったんだろう」

すさみ町立エビとカニの水族館 @ebikaniaquarium 和歌山県すさみ町にある『すさみ町立エビとカニの水族館』 廃校になった地元中学校の体育館を水族館に改修!2015年9月にリニューアルオープンしました。 世界中から集めたエビとカニを中心に、ウミガメや地元で採集された魚を展示しています。個性豊かな展示生物とスタッ…

動物界初! イヌは「言語の違い」を聞き分けていると判明

イヌは聞き馴染みのある言語と知らない言語を聞き分けていた
Credit: Eniko Kubinyi – Eötvös Loránd University (ELTE), Faculty of Science(2021)

全ての画像を見る

イヌが賢いことは周知の事実ですが、このほど、エトヴェシュ・ロラーンド大学(ELTE・ハンガリー)の研究により、新たなイヌの能力が判明しました。

本研究では、イヌの脳が異なる言語に対してどのように反応するかを調査。

その結果、イヌは慣れ親しんだ言語と知らない言語を聞き分けていることが分かったのです。

言語を聞き分ける能力は、ヒト以外の動物では初めてであり、また今のところ唯一とのこと。

研究は、昨年の12月12日付けで学術誌『NeuroImage』に掲載されています。

目次 人の言語を聞き分ける初の動物に 人の言語を聞き分ける初の動物に 今回の研究は、ELTEの神経生物学者で、研究主任のローラ・クアヤ(Laura …

全ての画像を見る

参考文献

Dogs can differentiate between familiar and unfamiliar human languages
https://www.livescience.com/dogs-differentiate-human-languages
Dog brains can distinguish between languages
https://phys.org/news/2022-01-dog-brains-distinguish-languages.html

元論文

Speech naturalness detection and language representation in the dog brain
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S105381192101082X?via%3Dihub

東京に雪、多摩動物公園で雪の中の動物たちを見てきた(4年ぶり) – I AM A DOG

2022年1月6日(木)、東京では昼頃から雪模様のお天気。私の住む多摩エリアも昼過ぎにはかなりの雪が降ってきたので、久々に多摩動物公園にでも行ってみようかなと。 雪の中の多摩動物公園に行ったのはかれこれ4年前の2018年の1月22日以来になるようです。 それ以降も東京には何度も雪は降っていると思いますが、日中に…

物理学も化学も生物学もぜんぶ数学になるが、数学は数学じゃなくなるので気をつけろ「自然界を理解するための道具」

Mu @mmtcc0731 物理学に気をつけなさい。それはいつか数学になるから。 化学に気をつけなさい。それはいつか数学になるから。 生物学に気をつけなさい。それはいつか数学になるから。 英語には気をつけなくていい。それはいつまで経っても数学にはならないから。 2022-01-04 22:52:56

金魚が「クルマを運転」する驚きの実験

金魚はクルマの運転ができる!
Credit: ShacharGivon et al., Behavioural Brain Research(2021)

全ての画像を見る

小動物がクルマを運転できるのは映画の中だけではありません。

このほど、ネゲヴ・ベン・グリオン大学(BGUN・イスラエル)の研究により、金魚が陸上用の乗り物を操作できることが明らかになりました。

金魚は運転法を学習して、目的地まで移動できるとのことです。

研究は、昨年の12月9日付けで学術誌『Behavioral Brain Research』に掲載されています。

目次 金魚は屋外での「運転」もできる 金魚は屋外での「運転」もできる 本研究の目的は、金魚が、学習したナビゲーションスキルを利用して、乗り物を操作し…

全ての画像を見る

参考文献

Goldfish taught to drive little land vehicle to desired targets
https://phys.org/news/2022-01-goldfish-taught-vehicle-desired.html
Goldfish learn to drive a car to get food
https://newatlas.com/science/goldfish-drive-car-food/

元論文

From fish out of water to new insights on navigation mechanisms in animals
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0166432821005994?via%3Dihub

太陽と月の重力が動植物の行動に影響を与えていると判明

月と太陽の重力は地球の動植物の行動に影響していた
Credit:depositphotos

全ての画像を見る

地球の生物はすべて、太陽・月による重力変動を受けながら進化してきました。

これは生物の活動リズムと関係する可能性があるということは、以前から指摘されていましたが、それはとても小さな力であるため科学的には軽視されがちでした。

今回、ブラジルのカンピーナス大学(UNICAMP)とイギリスのブリストル大学( University of Bristol)の二人の研究者は、重力潮汐力が生物の活動リズムを常に形成してきた知覚可能な力であることを、新たな研究から示しました。

この研究では、広範な文献のメタ分析を通じて、サンゴの繁殖力や、ひまわりの苗の成長、等脚類の遊泳パターンが太陽・月の重力と関連することを明らかにしています。

研究の詳細は、科学雑誌Journal of Experimental Botany』に11月2日付で掲載されています。

目次 月と太陽が地球に与える影響生命が示すリズム 月と太陽が地球に与える影響 今回の研究の話題に入る前に、まず太陽と月が地球に与えている重力の影響に…

全ての画像を見る

参考文献

Gravitational action of sun and moon influences behavior of animals and plants, study shows
https://phys.org/news/2022-01-gravitational-action-sun-moon-behavior.html

元論文

Are cyclic plant and animal behaviours driven by gravimetric mechanical forces?
https://academic.oup.com/jxb/advance-article/doi/10.1093/jxb/erab462/6417250

「アシカのヒゲ」は人の指先並に器用で敏感だと判明

アシカはヒゲを人間の指のように使って判断できる
Credit:Robyn Grant(YouTube)_Sealio「アシカのヒゲ」は人の指先並に器用で敏感だと判明ns do task specific whisker touch sensing(2021)

全ての画像を見る

人間は指先を巧みに動かして、触った対象の形や大きさ、柔らかさなどを知ることができます。

こうした能力は指を器用に使えない動物たちでも、どこかに隠されているのでしょうか?

最近、イギリスのマンチェスター・メトロポリタン大学(Manchester Metropolitan University)理工学部に所属するロビン・グラント氏ら研究チームは、アシカが自分のヒゲを人間の指先のように動かせると発表。

アシカは必要な作業に応じてヒゲの使い方を変えることができるのです。

研究の詳細は、11月5日付の科学誌『Journal of Experimental Biology』に掲載されました。

目次 哺乳類のヒゲには触覚の役割があるアシカは作業に応じてヒゲの動かし方を変更する 哺乳類のヒゲには触覚の役割がある 人間の指先は、触覚として優れた…

全ての画像を見る

参考文献

Sea lion whiskers can move like human fingertips: here’s how we found out
https://theconversation.com/sea-lion-whiskers-can-move-like-human-fingertips-heres-how-we-found-out-172471

元論文

California sea lions employ task-specific strategies for active touch sensing
https://journals.biologists.com/jeb/article/224/21/jeb243085/273347/California-sea-lions-employ-task-specific

2021年の「マッドな生物実験ランキング」ベスト5!

【2021年】マッドな生物実験ランキング
Credit:Canva . ナゾロジー編集部

全ての画像を見る

2021年を送り2022年を迎える時期となりました。

そこで今回もナゾロジーのマッドサイエンス担当が、2021年に行われたマッドな実験(誉め言葉)を紹介していきます。

コロナ禍が続くなかにあっても、科学者たちによるマッドな実験はたゆむことなく続けられ、数々の衝撃の結果をもたらしました。

・世界を見る目がある人工培養脳

・脳に刺し込んだ電極による精神操作

・幹細胞から卵子や胎児そのものを作成する生命操作

などなど、ワクワクする研究がたくさん発表されています。

倫理の限界に挑戦し、時には踏み越え、マッドな実験は人類に貴重な英知をもたらしてくれました。

それではまず5位からの発表です。

目次 2021年の「マッドな生物実験ランキング」ベスト5! 2021年の「マッドな生物実験ランキング」ベスト5! 第5位:「目がある人工脳」を作り出…

全ての画像を見る

参考文献

ナゾロジー
https://nazology.net/archives/category/technology

2021年の「最も驚いた動物ニュース」ベスト5!

2021年丑年で最もおもしろかった動物ニュースは?
Credit: jp.depositphotos

全ての画像を見る

今年もまたたく間に、終わりが来てしまいました。

新型コロナの収束が見えない中で、私たちの生活も大きく変わりましたが、人間の活動の変化は自然界にも影響を与えています。

また、気候変動や環境変化も含め、未知の生態を示した動物がたくさんいました。

そこで今回は、2021年にお届けした記事の中で「最も驚いた動物ニュース」ベスト5を発表していきます。

目次 2021年の動物ニュースBEST5! 2021年の動物ニュースBEST5! 第5位 ウミウシに「セルフ斬首と胴体再生」の新行動を発見! 自然界…

全ての画像を見る

参考文献

https://nazology.net/archives/category/science/biology/animals_plants

この時期トキは繁殖のため黒くなるが、実は世界中で唯一トキしかやらない変な方法で黒くなっていた「フケを塗って黒く染めてる」

RANGER @narcissina 佐渡島鳥類研究所所属の野良博士。佐渡の野鳥と野良博士ライフを呟きます。 ※当アカウントの内容は所属組織を代表するものではありません。 RANGER @narcissina 今週、佐渡では「トキが繁殖にむけて黒くなった!」というニュースが流れました。トキの羽色変化は本当にスゴいことなので今年も解説しま…