服にも装着できるアクティヴィティトラッカーは、「スマート衣類」の市場を開拓できるか

アスリート向けのアクティヴィティトラッカーの企業として、知る人ぞ知るWHOOP。ハードウェア込みのサブスクリプション制を採用している同社が、今度は「スマート衣類」の分野に進出した。これまで需要の伸び悩みに直面してきたこの分野だが、WHOOPに勝機はあるのだろうか?

ついに配信が始まった「iOS 15」、その注目すべき新機能のすべて

アップルの新OS「iOS 15」がダウンロード可能になった。使いやすくなった「Safari」、ホーム画面を設定済みの画面に瞬時に変更できるモード、大幅に進化した「FaceTime」など、iPhoneに多くの新機能と改善がもたらされる。それらの新機能を徹底解説する。

デルのハイブリッドPC「Latitude 7320 デタッチャブル」は、十分な性能だが割高な印象もある:製品レヴュー

デルが発売したノートPCとタブレット端末のハイブリッド型モデル「Latitude 7320 デタッチャブル」。マイクロソフトの「Surface Pro 7」と競合するこのPCは、性能こそビジネス用には十分だが、価格が割高である点が気になってしまう──。『WIRED』US版によるレヴュー。

セラノス創業者エリザベス・ホームズの裁判はどうなる? シリコンヴァレーが先行きに注目する理由

血液1滴であらゆる病気を発見できると謳い、のちに「虚偽」であることが明らかになったセラノス。創業者で詐欺などの罪で起訴されていたエリザベス・ホームズの裁判が、約3年を経てようやく始まった。ホームズとセラノスが描いた“夢”は成功に至る道のりにすぎないと弁護側は主張すると予想されるが、その過程で「シリコンヴァレーの文化」の問題点にも焦点が当たる可能性が高い。

iPhone 13でも画面上部の「ノッチ」が消えなかった理由と、見えてくるAR技術の潜在力

アップルが発表した「iPhone 13」シリーズには、相変わらずディスプレイ上部の出っ張りである「ノッチ」が残っている。完全に消え去ることが期待されてきたノッチだが、実はさまざまな部品が組み込まれており、現状では取り除くことは難しい。その理由を探っていくと、アップルがこだわり続けてきた拡張現実(AR)との関連性が浮き彫りになってくる。

スペースXによる初の「民間人だけの宇宙旅行」の成功は、新たな産業の始まりを告げる“号砲”となる

世界で初めて民間人だけで宇宙を“旅行”するスペースXのミッション「インスピレーション4」が成功し、4人のクルーが地球に帰還した。短時間ではなく3日間にわたる宇宙への旅を民間人だけで実現させた今回のミッションは、民間の宇宙旅行産業の始まりを告げる“号砲”でもある。

「Twelve Minutes」は、人間の邪悪な側面を“悪夢のループ”で暴き出す:ゲームレヴュー

12分間でループする世界が舞台のアドヴェンチャーゲーム「Twelve Minutes」。妻のことを殺人犯として逮捕にやってきた警官を相手に、夫であるプレイヤーはどう行動するのか。まるでクリストファー・ノーラン監督の映画を思わせるような時間感覚は、わたしたちに異様な精神状態をもたらし、邪悪な側面も暴き出していく──。『WIRED』US版によるレヴュー。

アップルとグーグルが、ロシアで反体制派の「投票支援アプリ」を削除したことの重み

ロシアの反体制派による投票支援アプリを、同国の下院選が始まったタイミングでアップルとグーグルがアプリストアから削除した。今回の判断を「政治的検閲に屈した」として批判する声も上がっているが、両社が今後ほかの要求にも屈する可能性を示唆している点で、重要な意味をもつ。

ハッカーたちは連休がお好き? ランサムウェア攻撃のタイミングに「祝日」が多い理由

企業や組織などのシステムを停止させてデータを暗号化し、解除のための“身代金”を要求するランサムウェア攻撃。ハッカー集団に狙われやすいタイミングは、実は多くの人が仕事を休んでいる週末や連休、そして長期休暇の時期だ。