9.11から20年の節目となるいま、世界の富裕国とそれ以外との非対称性は、環境危機というグローバルアジェンダを両側から挟むようにして改めて鮮烈に浮かび上がっている。TikTokで活躍する若きエコクリエイターたちの動画と、アフガニスタンの少女の姿は、今後世界のどこかで重なることが果たしてあるのだろうか? 今週のSZメンバーシップのテーマ「CLIMATE CRISIS」を考える編集長からのニュースレター。
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9.11から20年の節目となるいま、世界の富裕国とそれ以外との非対称性は、環境危機というグローバルアジェンダを両側から挟むようにして改めて鮮烈に浮かび上がっている。TikTokで活躍する若きエコクリエイターたちの動画と、アフガニスタンの少女の姿は、今後世界のどこかで重なることが果たしてあるのだろうか? 今週のSZメンバーシップのテーマ「CLIMATE CRISIS」を考える編集長からのニュースレター。
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垂直農法(ヴァーティカルファーム)や培養肉は「後期資本主義のための巨大なランチボックス」と揶揄されいまは富裕層や高級レストラン向けの一皿だけれど、先の国連IPCC報告書でも指摘される気候変動やメタンの削減目標に対応するためには有望なフードテックであることに変わりはない。ビル・ゲイツの新著『地球の未来のため僕が決断したこと』もひも解きながら今週のSZメンバーシップのテーマ「FOOD」の未来を考える編集長からのニュースレター。
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パラリンピックの大成功例として歴史に刻まれたロンドン・オリンピック。「Meet The Superhumans」と銘打たれた当時のCMは、これまでの固定観念や偏見を打破し、文字通り「超人」レヴェルのアスリートが人々を熱狂の渦に巻き込んだ。いま、東京パラリンピックは何を残すのか? 今週のSZメンバーシップのテーマ「DIVERSITY」の未来を考える編集長からのニュースレター。
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ブレークスルー感染を引き起こすデルタ株の蔓延は、ワクチン接種の「順番待ち」世代に深刻な影響を及ぼしている。それでもmRNAワクチンは、従来の時間軸を打ち破るスピードで開発された。結局のところ、もしCOVID-19が10年前に起こっていたら、もっと多くの家族や友人を失っていたかもしれないのだ。今週のSZメンバーシップのテーマ「ワクチン」について、その未来を左右する革命と、人々の「信頼」の行方を考察する編集長からのニュースレター。
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未来という共有地がいまや植民地化されているのなら、わたしたちがこの手にそれを取り戻し、再生することはいかにして可能だろうか──都市スケールからヒューマンスケールまで、多彩なゲストとテーマからその可能性を探るイヴェント「WIRED CONFERENCE 2021」の開催が決定した。3日間にわたる本オンラインカンファレンスに寄せて、今年の全体テーマ「FUTURE : re-generative 未来を再生せよ!」に込めた思いを綴った編集長・松島倫明からの…
環境哲学者ティモシー・モートンは、わたしたちの世界に実在しながら人間的な尺度を超えた存在を「ハイパーオブジェクト」と定義した。そのひとつは、東京と鎌倉の間、日常のすぐ隣りにサイバーパンク的なパラレルワールドとして拡がっている。SZメンバーシップの今週のテーマ「ENVIRONMENT」について、都市でも自然でもない第三項としてのハイパーオブジェクトを提示する編集長からのニュースレター。
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東京オリンピックに向けて行なわれた「首都美化運動」は日本人のアイデンティティすらをも変えるものだった。だがその後、サイバーパンクといったSFジャンルで舞台となるTOKYOやCHIBAで描かれたのは、当時一掃しようとした混沌の側の世界だ。SZメンバーシップの今週のテーマ「Sci-Fi」から、「デザイン・フィクション」や「SFプロトタイピング」の可能性を考える編集長からのニュースレター。
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開会直前まで続いた開催反対のモメンタムが開会式を経てドラスティックにスイングしたソーシャルメディア。いまやオリンピアンの飾らないヴォイスや一挙手一投足をダイレクトに伝えるメディアとなったSNSは、果たしてわたしたちの集合的(無)意識をいかに捉え、そこにどんな実体を与えているのだろうか?SZメンバーシップの今週のテーマ「SNS」の意味を改めて読み解く編集長からのニュースレター。
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人間を超える能力をもつとされるAIやロボットを指して、あるいは人間中心主義を改め生命の網の中に人間を位置づけ直す視座を指して、「MORE THAN HUMAN(人間以上)」という言葉が最近よく使われる。ロンドンのバービカンセンターで開催された展示から、いま東京で行なわれているスポーツの祭典まで、「人間であること」を問う多様な契機からSZメンバーシップの今週のテーマ「MORE THAN HUMAN」を読み解く編集長からのニュースレター。
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かつてスティーブ・ジョブズがパーソナルコンピューターを「知性の自転車」に喩えたように、イヴァン・イリイチ以来、自転車は人間にとっての「コンヴィヴィアルな(ちょうどいい)道具」とされてきた。でもその歴史にはひとひねりがある。果たして人工知能(AI)は自転車のようなコンヴィヴィアルなテクノロジーとなりえるのだろうか? SZメンバーシップの今週のテーマ「AI」を「コンヴィヴィアル」という視点から読み解く編集長からのニュースレター。
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