未来を創るデータドリヴンな歯科矯正サーヴィス「Oh my teeth」

2019年12月1日にローンチした日本初のマウスピース矯正のD2Cサーヴィス「Oh my teeth」が、順調に顧客数を伸ばしている。既存の歯科矯正にはそもそもどのような課題があり、ユーザーにはどのような潜在意識があり、Oh my teethは、いかにしてそれをハックしていったのか……。その疑問を解き、新たなるD2C体験を味わうべく、過去にD2Cビジネスを創業した経験をもつ起業家・六人部生馬が、Oh my teethの若き共同創業者/代表取締役CEO…

「AI倫理」を実装するのは誰?(いかにして?):江間有沙──「THE WORLD IN 2022」 AI GOVERNANCE

「AI倫理」の原則は定まった。では、いかにしてそれを実装するのか。プロセスにおける多様性や包摂性の欠如、「AI倫理」の順守がもたらす新しい独占など、AIガヴァナンスを取り巻く課題とは──。人工知能と社会の関係について研究・活動をしている江間有沙が、本誌特集「THE WORLD IN 2021」に寄稿した(雑誌『WIRED』日本版VOL.43より転載)。

「顧客視点」と「未来視点」の両立が、まだ見ぬ新事業を生み出す:NEWh神谷憲司が語った、イノヴェイションデザインの現在地

大企業における新規事業やサーヴィス開発に特化した、あるデザインコンサルティング&スタジオが、近年業績を伸ばしている。その名はNEWh。新規事業創出におけるサーヴィス・プロダクト開発に専門性をもつNEWhは、イノヴェイションデザインを体系化し、事業開発の成功率を高める独自の方法論を有している。いったいそれは、VUCAという五里霧中の時代を歩まねばならないクライアントにいかなるメリットをもたらすのだろうか。代表取締役社長の神谷憲司が語った、その奥義の一端…

メタヴァースがインターネットと同じ轍を踏まないために:SZ MEMBERSHIPで最も読まれた5記事(2021年11月)

『WIRED』日本版の会員サーヴィス「SZ MEMBERSHIP」では2021年11月、「CULTURE」「METAVERSE」「BIOLOGY」「FUTURE of WORK(FoW)」をテーマとした記事を掲載した。そのなかからメタヴァースがデジタルリアリティのさらなる分裂を引き起こさないためのアプローチや、新社名を掲げてメタヴァース企業としての再出発を宣言したフェイスブック(現社名はメタ)の狙いなど、最も読まれた5本のストーリーを紹介する。

これは未来なのだ、とアートディレクターは確信した:超短焦点4Kレーザープロジェクター「LG HU85LS」体験記

ハイエンドなプロジェクターを日常に実装する。それがいかなる変化を生むのかを、どうやら過小評価していたようだ。超短焦点の4Kレーザープロジェクター「LG HU85LS」がセットされたのは、アートディレクター・吉田昌平のアトリエ。投影が進むにつれて、アイデアは膨らみ、想像はあっさり未来へと届いたのだった。

ロジスティクスのリ・デザインに見出した勝機:有山俊朗(富士通ソーシャルデザイン事業本部)×小野塚征志(ローランド・ベルガー)

多くの課題を抱える現代社会で、人材不足や現場のDX、CO2削減などが叫ばれるロジスティクス業界。コロナ禍により多くの人がその重要性を再認識したなか、今後のロジスティクスはどう変化していくのか。社会と産業の再構築(リ・デザイン)に取り組んでいる富士通ソーシャルデザイン事業本部の有山俊朗と、戦略系コンサルティングファームのローランド・ベルガー パートナーの小野塚征志が、ロジスティクス分野におけるトランスフォーメーションの未来を語り合った。

メタヴァースの入り口に立った全人類が刮目せよ:SIGGRAPH Asia 2021 TOKYO開幕

コンピューターグラフィックス(CG)とインタラクティヴ技術の祭典「SIGGRAPH ASIA 2021 TOKYO」は初のハイブリッド開催となり、280以上のオンデマンドセッションに続いて12月14日からいよいよ東京国際フォーラムでのライヴセッションが本格スタートする。今年ここで発表される数々の先端技術と提供される体験は、(仮想/現実)世界をどこへ導くのか? その見どころをおさらいしよう。

なぜ22世紀を想像できないのか?:雑誌『WIRED』日本版VOL.43の発売に際して、編集長から読者の皆さんへ

雑誌『WIRED』日本版VOL.43が12月13日に発売された。世界中のヴィジョナリーや起業家、ビッグシンカーが2022年を見通すこの人気特集「THE WORLD IN 2022」では、ビル・ゲイツ、オードリー・タン、マリアナ・マッツカート、カイフー・リー、エレン・マッカーサーなど多彩な寄稿者が2022年の最新トレンドをキーワードから読み解いていく。その刊行に寄せて、編集長・松島倫明からのメッセージをお届けする。

サプライチェーンの混乱と、急速なデジタルシフトによる「半導体不足」の悪循環:2021年11月に最も読まれた10本のストーリー

この11月に公開された記事を中心に、「WIRED.jp」で最も読まれた10本のストーリーを紹介する。世界中で深刻さを極める半導体不足の悪循環をはじめ、高価格帯の扇風機で生き残ったバルミューダがスマートフォンの開発に乗り出した狙いまで、この1カ月の動きとともに振り返る。

3,000年の畜産史に30年で追いついた水産養殖のこれから、今月注目のストーリー:SNEAK PEEKS at SZ MEMBERSHIP(2021年12月)

未来をプロトタイピングする『WIRED』日本版の実験区である「SZメンバーシップ」で会員向けにお届けする12月各週の記事のテーマは、「SPACE」「ENVIRONMENT」「THE WORLD IN 2022」だ。11月のコンテンツやイヴェントの内容を振り返りながら、12月公開予定の記事から注目のストーリーを紹介する。