スティーブ・ジョブズの死から10年、わたしたちは“彼の世界”に生きている

アップル創業者のスティーブ・ジョブズが2011年10月5日(米国時間)に亡くなってから10年。いまもわたしたちは“彼の世界”に生きながら、彼が遺したものを整理しているのだ──。あまりに衝撃だった死と、彼と過ごした最後の時間について、『WIRED』US版エディター・アット・ラージ(編集主幹)のスティーヴン・レヴィが振り返る。

ジェイン・ジェイコブズのストリートスマート:都市開発の何が正しく、何が間違っていたのか

あなたが左派か右派かによって、ジェイン・ジェイコブズの評価は大規模都市開発に反対するコミュニティの代表なのか、あるいは都市における自発的な問題解決を信奉する自由主義者なのかに分かれるだろう。都市とはストリートであるという彼女の原則は正しかった一方で、いまとなってはその主張が間違いだったと分かる点もある。スマートシティが標榜される現在、無計画で即興的な通りや街角からなる都市を理想としたジェイコブズからわたしたちが継承できること。

レノボの「ThinkPad X12 Detachable」は、“Surfaceスタイル”のPCとして健闘している:製品レヴュー

レノボの「ThinkPad X12 Detachable」はノートPCとタブレット端末の機能を兼ね備えながらも、打ち心地のいいキーボードとトラックポイントといった「ThinkPad」ならでは特徴をもっている。熱心な“ThinkPadファン”の欲求を完全には満たしていないが、バッテリーのもちが優れているなどかなり健闘した製品に仕上がっている──。『WIRED』US版によるレヴュー。

ザ・ノース・フェイスは、いかにして「マイボトル・マラソン」を実現させたのか?

2022年2月に開催予定の湘南国際マラソン。同大会は、世界で初めて参加ランナーにマイボトル/マイカップの持参を求めたことで話題を呼んだ。地球環境のために不可欠な「行動」と、タイムを競う「競技性」。その相克はいかにして乗り越えられたのか。主導的立場にあったザ・ノース・フェイスの合意形成力と、その行動を支える同ブランドの思想的背景に迫る。

アマゾンの家庭用ロボット「Astro」に見るAIの進歩と、その先にある世界

アマゾンが発表した家庭用ロボット「Astro」。見た目は愛らしいが現時点では用途が見えないこのロボットについて、確実なことがある。これはアマゾンのAI分野における大きな進歩を象徴すると同時に、人間のようにふるまうロボットが「Alexa」を中核とするAIシステムの“歯車”として機能する世界への布石なのだ──。『WIRED』US版エディター・アット・ラージ(編集主幹)のスティーヴン・レヴィによる考察。

都市こそが生態系保全や生物多様性の鍵を握るという「自然保護論者のパラドックス」

ヤマネコ、コヨーテ、ムササビ、カワウソ……これまであり得なかった多様な動物が都市部で目撃されるにつれ、研究者たちは、都市こそが生物多様性の促進において重要な役割を果たすと考えるようになっている。都市化が生物種や生態系に大きな脅威を与え続けている一方で、都市が多様な生息環境であふれているという「自然保護論者のパラドックス」が起こっているのだ。都市保全生物学というこの新たな分野は、都市こそ「保全が完全に成功する場所だ」と考えている。

山火事が起きやすい「火災気象」の日が、米国で急増している:研究結果

米国では大規模な山火事が頻発している。こうしたなか、実際に山火事が発生しやすい条件が揃う「火災気象」と呼ばれる日が増加していることが、このほど発表された研究結果から明らかになった。加速する地球温暖化が背景にあることから、温暖化の勢いを緩和しない限り事態が悪化する一方との声も専門家からは上がっている。

【ウェビナー参加募集】“食の主権”をコモンズによって取り戻す:フードイノヴェイションの未来像 第8回:サラ・ロヴェルシ(Future Food Institute創設者)

自分たちが食べるものを自らのコミュニティが選び、生産・流通するといった「食料主権」は、食の工業化に伴ってほとんどの人々が手放していった権利だ。食の循環がコミュニティの文化やネイバーフッドを醸成するだけでなく、地球環境にとって決定的なインパクトを与える時代に、リジェネラティヴな食のあり方をコモンズとして捉え、食の主権を再び自分たちの手に取り戻すことはいかにして可能なのか? Future Food Institute創設者のサラ・ロヴェルシをゲストに迎え…

ツンデレなパートナーと上手に付き合う方法は? “ネコ様”を幸せにする4つのガイドライン

人間にとって大切なパートナーとして存在感が高まっているネコ。「気まぐれ」の代表格ともいえるこの動物の機嫌を損なわないために、人間は何に気をつければいいだろうか? このほど発表されたふたつの研究から探っていこう。

プログラミングの自動化を支援するAIツールには、「人間のバグも学ぶ」という欠点が潜んでいる

プログラミングをサポートしてくれる人工知能(A))ツールが増えている。こうしたツールはコーディング作業の効率を高めてくれる一方で、AIならではのミスによってセキュリティの問題を引き起こす可能性もはらんでいる。