在宅勤務によって職場での二酸化炭素の排出量が減っている。しかし、それは単に職場から自宅へと排出源が移っただけのことだ。こうしたなか、真のカーボンオフセットを目指す企業は従業員の自宅にも目を向け始めている。
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アフリカで「未来」をつくる挑戦のこれから ゲスト:合田 真(日本植物燃料 社長)[音声配信]
日本の未来はアフリカにある ── そう語るのは、バイオ燃料事業によってモザンビークの無電化村に電気をもたらした合田真だ。合田の事業は多岐に渡り、金融分野では現金社会に電子マネーをもち込み銀行システムを導入。さらに日本の農協をモデルにした仕組みを構築しようとしている。彼が立ち上げた日本植物燃料はバイオ燃料の企業でありながら、なぜこうした取り組みを加速させているのか。その先に描く未来を訊いた。
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アプリで人の性格は変わるのか? 3カ月にわたる調査の結果
アプリを毎日使うことで、性格を変えることはできるのか──。 1,500人以上を対象に3カ月にわたって実施された研究の結果がこのほど発表された。研究結果によると、どうやらアプリで性格を“変える”ことは可能なようだが、いくつかの制約もある。
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増え続ける「サプライチェーン攻撃」の脅威に備えるために、いまわたしたちができること
信頼されているソフトウェアやハードウェアに悪意のあるコードやコンポーネントを忍ばせる「サプライチェーン攻撃」と呼ばれるハッキング手法が広がっている。ロシアや中国の影も見え隠れする大規模な攻撃に対する防御は容易ではないが、国や企業レヴェルでの対応は決して不可能ではない。
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国内初のデジタルバンクとは:みんなの銀行 ✕ アクセンチュア インタラクティブが創るこれからの銀行体験
実店舗をもたず、スマートフォンのアプリですべてが完結する新しい銀行「みんなの銀行」がスタートした。お金は使用意図にあわせてドラッグ・アンド・ドロップでスイっと移動。デジタルネイティヴ世代をターゲットに開発されたUIは、いままでの銀行のイメージを覆すものだ。今回は「みんなの銀行」がどのように生まれたのか、立ち上げから支援するアクセンチュア インタラクティブと、株式会社みんなの銀行の協働について訊いた。
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フェイスブックが掲げた「メタヴァース企業」という目標と、その本質との埋めがたいギャップ
フェイスブックが仮想空間に注力する「メタヴァース企業」になる準備を進める方針を、このほどCEOのマーク・ザッカーバーグが明らかにした。この構想からは、いまや“バズワード”と化したメタヴァースを同社が収益化しようと考えていることや、そのアイデアが退屈で本質との間に大きなギャップがある点である。
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現実はかつてないほどサイバーパンクの世界に近づいている:マイク・ポンスミス、サイバーパンクの復活を語る
サイバーパンクの世界では、テクノロジーが奇跡を起こす力をもち、人々は権力を求めてもがき、未来は不透明で、企業は神の力を手にしている。いまなぜ、このSFジャンルが好調なのか? その生みの親のひとりであるマイク・ポンスミスは、この世界が10年後か20年後にどうなっているかを描いているからだと語る。不確実さが増し、人々の無力感がますます高まる時代に彼がサイバーパンクのジャンルに見た希望のメッセージとは。
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「マリオゴルフ スーパーラッシュ」は、斬新さと伝統のバランスに面白さが宿っている:ゲームレヴュー
ゴルフという秩序と伝統に根ざしたスポーツに、カオスな世界観を持ち込んできたゴルフゲームの最新作「マリオゴルフ スーパーラッシュ」。さまざまな要素が盛り込まれて“やりすぎ”の感もあるが、その面白さは斬新さと伝統のバランスに宿っている──。『WIRED』UK版によるレヴュー。
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ついに一般開放された「Clubhouse」に、静かな“変化”が起きている
招待制が続いていた音声SNS「Clubhouse」が、このほどすべてのユーザーに開放された。「自由に出入りできるパーティーのようになった」とも評される現在のClubhouseはユーザー数が伸び悩んでおり、その評価額に疑問を呈する投資家も出始めている。
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夜の日本庭園が、自然、テクノロジー、アートの結節点となる:「生態系へのジャックイン展」レポート
ウィリアム・ギブスンによるSF小説の金字塔『ニューロマンサー』は、千葉の空を見上げるシーンから始まる。そんな千葉を舞台に、ありうる都市のかたちを探求するリサーチチーム「METACITY」が「生態系へのジャックイン展」を開催中だ。舞台となるのは、夜の日本庭園「見浜園」。千葉にて架空の多層都市「幕張市」を出現させるなど、実験的な取り組みをおこなってきたMETACITYと出展作家が描き出す新しい生態系とは、いかなるものなのか。
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